受難節第4主日礼拝
受難節第2主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 中村今日子 前 奏(黙祷) 招 詞 イザヤ書57,15 讃 美 歌 298「ああ主は誰がため」 交 読 文 詩編57編(「交読文」p.18) 旧約聖書 ダニエル書7,1-14 (旧p.1392) 新約聖書 ヨハネによる福音書12,27-36a (新p.192) 祈 祷 説 教 「この世が裁かれる」 祈 祷 讃 美 歌 292「勝利をたたえて」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 25 祝 祷 後 奏
- 教会学校 「盲人バルティマイ」(マルコ10,52)中島 貴子
本日礼拝後
- 定期役員会 礼拝後会議室A
今週の集会
- 祈り会 3月13日(水)10:30-11:30 会議室A。前回に続き、村上先生の解説によるボンヘッファーの「キリストに従う」をCDで聴き共に祈ります。
次週(3月17日)予告
- 受難節第5主日礼拝 10:30〜
聖書:マルコによる福音書10,35-45
説教:「仕えるために」廣石 望
- 教会学校 「無くした銀貨」(ルカ15,8-10)村上 進
- オリーブ会 9:40-10:00
- CSスタッフ会 B会議室(フェスタ関連)
- 壮年会
- 青年会
- ガリラヤ会 2012年度総会
今後の礼拝・集会予定
- ※3月27日(水)祈り会はお休みです。
- 3月29日(金)受苦日祈祷会 19時-19時半
- 3月31日(日)復活祭、洗礼式、聖餐式、イースターフェスタ
受洗希望者は牧師にお申し出ください。 - 4月28日(日)定期総会
牧師室から
先週末、本務校のインド研修旅行の引率(17日間)をぶじに終えて帰国した。とくに印象に残った二つのエピソードを紹介したい。
一つ目は、教員養成大学の学生たちとの交流での、あるインド人学生の発言だ。当然ながら、2年前の東日本大震災と福島原発の大事故が話題になった。その学生は、「ぼくたちはあのとき、日本で勉強を続けている君たちのことを本気で心配した。自分たちの勉強を放棄して皆で必死に祈った」と、まるで昨日のことのように言った。
あれから2年。東京は、まるで〈あの日がなかったかのように〉、夜になると煌々と電気をつけている。それでいいはずがない。
もう一つは、ホストであるトマス・マシューさんの発言だ。現代インドが抱える最大の課題について問われ、それは「土地所有権の問題だ」と答えた。
土地の大部分は伝統的にはブラーミン階級の所有だ。しかし民主制の導入、産業振興や格差増大などを背景に、カーストの壁を超えた権利要求が社会のいろんな領域で高まった。無産者層はマオイズムに飛びつき、上層階級は自らの権益を求めて宗教(ヒンドゥー至上主義)や軍事力を使うが、それが民主主義の基盤を崩しかねないと彼は言う。
日本でも現行の国政選挙について、裁判所が「憲法違反」の判断を出した。こちらも社会正義の根幹に関わる問題だ。(廣石望)