復活後第4主日礼拝
2009年5月10日
復活後第4主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 中村今日子 前 奏 招 詞 (コリント一 15,54-55) 讃 美 歌 328 交 読 文 詩46編 (p.12) 旧約 聖書 箴言8,22-36 (p.1001) 新約 聖書 マタイ福音書11,25-30 (p.20) 祈 祷 説 教 「私のもとに来なさい」 祈 祷 讃 美 歌 432 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 29 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「中風の人」(ルカ5:17〜) 南山 弘枝
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。533番を木下由美子さんの指導で練習します。
- 5月定期役員会 讃美歌練習後~15:30 会議室A。役員の責任分担など、教会総会から託された案件を処理します。
今週の集会
- 祈り会 13日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編52編を学び、共に祈ります。
次週(5月17日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「取税人レビに、」(ルカ5:27-32) 村上 典子
- 復活後第5主日礼拝 10:30 説教「勇気を出しなさい」(ヨハネ16,25-33) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 教会学校教師会
- ガリラヤ会
- 壮年会
報告
- 村上牧師の対外奉仕 16日(土)の午後、カンバーランド長老キリスト教会・高座教会における平和講演会で、「死刑をどう考えるか」をテーマに講演。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 13日(水)午前〜14日(木)午前
- 16日(土)夕方〜17日(日)午後
牧師室から
「あなた(神)に背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し、御目に悪事と見られることをしました」(詩51編5〜6節)。
詩人はここで自分の罪を告白しています。詩の形で公表している以上、当然、周囲にも知られるでしょう。しかし、自らの罪を世間に向かって敢えて暴露するのがこの詩の目的ではない。「あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯しました」(6節)と言っているように、詩人はただ「神に向かって」赦しを懇願しているのです。
カトリック教会の「告解」の秘蹟では、告白は司祭の前でなされますが、司祭は世間の代表としてではなく、神との間を執り成す者としてそこにいます。ですから、仮にその人が人を殺してきたとしても、司祭は決して警察に通報したりはしないし、秘密は絶対に守ります。この信頼関係の中で彼は必要な助言を与え、「神の名において」赦しを約束するのです。
私たちプロテスタントの場合、牧師はカウンセラーとしての役割を果たしますが、神の名において赦しを宣告する権威は持っていません。最終的な権威は、ただ復活の主イエス・キリストにのみあります。主イエスは今も生きておられ、神の右に座して、そこから私たちのために執り成していて下さる。神に向かって罪を告白し、赦しを祈り求めるとき、神と私たちの間に立っておられるのはこの方です。
旧約の詩人の場合、キリストの名は出てきませんが、心の奥底では、そのような仲保者の出現を切に待ち望んでいたのではないでしょうか。私にはそう思われてなりません(村上伸)。