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三位一体後第17主日礼拝

三位一体後第17主日礼拝

2010年9月26日

司会・説教 村上  伸
奏      楽 鈴木伶子

前      奏 (黙祷)
招      詞 (マルコ1,15)
讃  美  歌 412
交  読  文 詩編46編(p.12)
旧約  聖書 アモス書5,21-24 (p.1436)
新約  聖書 マルコ福音書1,14-15 (p.61)
祈      祷
説      教 「神の国の福音」
祈      祷
讃  美  歌 469
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄 28
祝      祷
後      奏
			

本日礼拝後

  • 愛餐会 礼拝後約2時間。月末に退任の村上牧師夫妻と後任の村椿牧師を囲んで昼食を共にし、交わりのひと時を持ちます。
  • 村椿牧師と役員の顔合わせ 愛餐会後、短時間行います。引き続き会堂で。

今週の集会

  • 祈り会 29日(水)10:30〜11:30会議室A。詩編111編を学び、共に祈ります。村上牧師による詩編講解の最終回で、村椿牧師も参加されます。

次週(10月3日)予告

  • 世界聖餐日礼拝 10:30
    村椿牧師による最初の説教(題は未定)と、廣石副牧師の司式による聖餐式。
  • 10月定期役員会 司会は村椿牧師、廣石副牧師がこれを補佐されます。

報告

  • 村椿嘉信牧師 10月1日付けで着任、教務を開始されます。なお、公式の就任式は17日(日)15:00から、西南支区長・佐野英二牧師の司式で行われます。

 

牧師室から

 私が東京神学大学を卒業して愛知県安城市における開拓伝道に赴いたのは、1955年4月のことでした。数えてみると既に半世紀以上も牧師として働いてきたことになります。

 しかし、その間、私は常に伝道・牧会の最前線にいたわけではありません。1974年には岡崎教会を辞し、シュトゥットガルトに本部を置く「南西ドイツ福音主義教会世界宣教局」(EMS)の研究幹事として4年ほど勤務しましたし、帰国後18年間は東京女子大学の専任教員として教育・研究に携わりました。合算すると20年以上も宣教の「現場」から離れていたのです。むろん、EMSも大学もある意味では福音宣教の「現場」です。しかし、正直なところ「少し離れた所にいる」という感じは拭えませんでした。

 このようにして老齢にさしかかった頃、私は次第に一種独特な感情に揺さぶられるようになったのです。それは、「私はライフワークとして牧師の仕事を選んだ筈だ、生涯の終わりにもう一度その仕事に復帰できないだろうか・・・」という、焦りにも似た思いでした。

 この私の気持ちを「みくに伝道所」の仲間たちは正確に汲み上げ、96年頃、私を専任の牧師として迎える決定をして下さった。そして、ちょうどその頃、「上原教会」の陶山義雄先生を通じて「合同」の話が持ちかけられたのです。翌年、それは実現し、爾来今日まで、私はこの教会の牧師として晩年の13年間を捧げることを許されました。主なる神の不思議な導きと言うほかはありません。失敗や間違いも犯したと思いますが、神と兄弟姉妹たちに赦され・励まされてこの美しい歳月を過ごし得たことについて、私の感謝は尽きることがないのです (村上伸)。