復活後第1主日礼拝
2009年4月19日
復活後第1主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (詩編68,20-21) 讃 美 歌 316 交 読 文 詩139編 (p.37) 旧約 聖書 イザヤ書43,1-7 (p.1130) 新約 聖書 ルカ福音書24,13-35 (p.160) 祈 祷 説 教 「イエスと分かる」 祈 祷 讃 美 歌 458 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「エマオで現れる(24:13-28)」(ルカ24,13-35) 野口 昇
本日礼拝後
- 本年度定期教会総会 礼拝後〜15:00会堂。宗教法人代々木上原教会の教会規則にのっとり年に一度開かれるものです。会員はぜひご出席下さい。議題は、
- 08年度の牧師報告、及び諸報告
- 09年度宣教方針と行事計画の審議
- 08年度の決算報告
- 09年度の予算案審議
- 役員選挙
その他です。
今週の集会
- 祈り会 15日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編49編を学び、共に祈ります。
次週(4月26日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「弟子達に現れる(24:36-50)」(ルカ24,36-50) 廣石 由加
- 復活後第2主日礼拝 10:30 説教「良い羊飼い」(ヨハネ10,11-16) 村上牧師
- 教会学校教師会
- 懇談会 「教会総会を終えて」をテーマに自由に話し合います。
- 代々木上原教会9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 22日(水)午前〜23日(木)午前
- 25日(土)午後〜26日(日)午後
牧師室から
「わたしたちの神の都にある聖なる山は、高く美しく、全地の喜び」(詩編48,2-3)。
これは神の都・エルサレムへの賛歌です。同じような歌は、この詩のほかにも多く見出だされますが、それらは単に感傷的な「ふるさと賛歌」ではありません。
ユダヤ人にとってエルサレムは特別な場所でした。というのは、この都は美しいばかりでなく、その真ん中に神殿があり、その神殿の一番奥の至聖所には「十戒」の二枚の石の板を納めた「契約の箱」、つまり、神がイスラエル民族を契約の相手として選んで下さったという歴史を何よりも雄弁に物語る「神の箱」が安置されていたからです。
この「契約」の故に、詩48編は「シオンの山、力ある王の都。その城郭に、砦の塔に、神は御自らを示される」(3-4節)と歌ったのです。「神よ、神殿にあってわたしたちはあなたの慈しみを思い描く」(10節)という言葉も、そのことを意味しているのでしょう。だからこそ詩人は、「神はこの都をとこしえに固く立てられる」(9節)と信じたのでした。
しかし、どんなに壮麗な神殿も永遠ではありません。どんなに堅固な「城郭」や「砦の塔」も、いつかは必ず崩れます。それらの過ぎ行く物によって神の臨在を示そうとしたところに、こうした賛歌の限界があるわけでしょう。
イエスは、エルサレムの壮麗な神殿を見て感嘆する弟子たちに向かって、「これらの大きな建物を見ているのか。一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない」(マルコ13,2)と言われました。神の契約を永遠に証しするものは、都・神殿・城郭・砦の塔などではない。「愛」を教える神の言葉だけです(村上伸)。