復活後第4主日礼拝
2008年4月20日
復活後第4主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (詩編100,1-2) 讃 美 歌 17 詩編 交読 詩148編 (p.161) 旧約 聖書 出エジプト記15,1-5 (p.117) 新約 聖書 ヨハネ黙示録15,2-4 (p.469) 祈 祷 説 教 「小羊の歌」 祈 祷 讃 美 歌 393 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「イエスの母、兄弟」 (マルコ 3,31-35)内山 伸子
本日礼拝後
- 本年度定期教会総会 礼拝後〜15:00、会堂。
- 議題
- 07年度の牧師報告、及び諸報告
- 08年度宣教方針、行事計画の審議
- 07年度の決算報告
- 08年度の予算案審議
- 監事の選任、役員の改選
- その他
なお、総会の席上、後継牧師選定に関するおおよその経過を報告します。
今週の集会
- 祈り会 23日(水)10:30から、会議室A。『詩編』第3編を学び、共に祈ります。
次週(4月27日)予告
- 教会学校
- 復活後第5主日礼拝 説教「あの方はここにはおられない」 (マルコ福音書16,1-8) 廣石副牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会 「聖餐式に関する諸問題」(続き)
- 9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 23日(水)午前〜24日(木)午前
- 26日(土)午後〜27日(日)夕方
牧師室から
日本基督教団は、1962年11月に、第12回教団総会の決議に基づいて『憲法擁護に関する声明』を出しました。それ以来、一貫して「護憲」の立場に立っています。
私たちの代々木上原教会が発足に際して採択した「宣教基本方針」の中に『戦争責任告白』の実質化を掲げたのも、同じ精神によるものですし、昨年から有志が「9条の会」の活動を始めたのも同様です。
その点から見ると、先週の名古屋高裁の判決は私たちにとっても大変心強いものでした。イラクへの自衛隊派遣は憲法違反だとして市民団体などが国を訴えていた訴訟の控訴審判決です。私も、これを高く評価したいと思います。
判決文は、「自衛隊のイラク派遣が原告の具体的権利としての平和的生存権を侵害したとまでは認められない」として控訴を棄却していますから、福田首相が言ったように、「裁判では国が勝った」ことになるのでしょう。この点では物足りない思いも残る。他方、この判決には重大な司法判断も含まれています。
すなわち、「戦闘地域に該当するバグダッドへ多国籍軍の兵員を輸送する航空自衛隊の活動は、他国による武力行使と一体化した行動で…憲法9条に違反する」(18日の毎日新聞による)と明記したところです。
政府は上告しない方針をきめましたから、この判決は「確定」しました。憲法9条を根拠にして上記のような判決が出され、しかも「確定した」ということには大きな意味があるのではないでしょうか。9条は「まだ生きている」のです(村上伸)。