受難節第1主日礼拝
受難節第1主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:森 友紀 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヨハネの手紙一 3,8b 讃 美 歌 299(うつりゆく世にも) 交 読 詩編6,1-11(讃,巻末p.8) 旧約聖書 イザヤ書50,6-7 (旧p.1194) 新約聖書 マルコ福音書10,32-34 (新p.279) 祈 祷 説 教 「先頭に立ってエルサレムへ」 祈 祷 讃 美 歌 438(若き預言者) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 27 (父・子・聖霊の) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「イェスさまの愛」(マルコによる福音書 12,31) 秋葉正二
- オリーブ会(CS分級時) A会議室
本日の集会
- 定期役員会 12:15-14:30 A会議室
今週の集会
- 祈り会 3月8日 10:30-11:30 A会議室
次週礼拝等(2017年3月19日)予告
- 受難節第3主日礼拝
聖書:エレミヤ9,22-23,ローマ5,1-5
説教:「神の愛がわたしたちの心に」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:中島貴子
讃美歌:288, 451, 28
- 教会学校 9:00「もっとも大切な掟」(マルコ12,31) 中島貴子
- 「聖歌隊練習」 礼拝後、11:45-12:30 A会議室
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「西南支区総会」 14:00-16:00、美竹教会
- 「壮年会」
- 「ガリラヤ会」 総会
(教会外)
- 「話し合うことが罪になる共謀罪国会提出を許さない国会前行動」 3月6日(月)12:00-:15:30 衆議院第二議員会館前
- 「沖縄県民の民意尊重と基地の押付け撤回を求める全国統一署名国会提出集会」 3月9日(木)4:00 衆議院第一議員会館多目的ホール
- 「内心の自由を奪う共謀罪はいらない!宗教者緊急集会」 3月17日(金)14:00-15:30 参議院議員会館B107会議室
- 市民憲法講座「新しい日韓連帯のために」 3月19日(土)18:30〜 文京区民センター2階A会議室
牧師室から
先週の「9条の会」は木下由美子さんの発題で〈共謀罪〉について学んだ。私は経堂から急いで帰ってきたが、途中参加で残念であった。レジュメはよく準備され、項目に従って内容にコメントが加えられていた。過去に廃案になった経緯から始まり、政府が新法案で何を目指しているかが説明され、その問題点が箇条に示されて、どんな点に注意しなければならないかがよく分かる。私たちはこの法案の重要論点をしっかり把握しておく必要がある。
政府は「テロ等準備罪」という名称の目眩しで通常国会に法案を提出すると見られている。〈共謀罪〉は犯罪を計画した時に処罰する法律だが、過去の法案提出でも大議論になっている。すでに存在する暴力団などの組織的グループの犯罪を取り締まる「組織的犯罪処罰法」の内容を改めて、〈共謀罪〉の成立要件を変えてしまおうというのが政府の狙いだ。今法案では新たな罪は(1)重大な犯罪を企図した組織的犯罪集団が(2)役割分担して犯罪に合意し(3)実行に向けて準備行為をする−ことで成り立つ。(1)にはテロ組織や暴力団が該当する。これを各国で相次ぐ過激派などのテロを念頭に、現行体制で対応できないケースを補うために、また国際組織犯罪防止条約に加入するためにも新法案が必要だと政府は主張する。問題は適用対象の限定の仕方である。計画・準備の段階で処罰したら内心の自由を侵す可能性があるし、その際の捜査方法がまた問題となる。ここで既に施行されている通信傍受法(盗聴)などが絡んでくる。「一般人は対象ではない」という政府の答弁は、かつての治安維持法制定時の政府答弁と同じであることを思い起こせば、心配になるのは当然だろう。時宜にかなった集会であった。 秋葉正二