受難節第1主日礼拝
2010年2月21日
受難節第1主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (イザヤ書55,6-7) 讃 美 歌 12 交 読 文 詩編 91編 (p.101) 旧約 聖書 出エジプト記32,7-14 (p.147) 新約 聖書 ヘブライ4,14-16 (p.405) 祈 祷 説 教 「大祭司イエス」 祈 祷 讃 美 歌 294 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、礼拝堂。287番を黒髪紀子さんの指導で練習。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00会議室A。玉嵜勝也さんのお話「神の御護りがあればこそ」(1942〜46年満州・奉天での体験)。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00会議室B。岡本磐男さんの発題「鳩山総理による『人間のための経済』の提唱について考える」を聞いて懇談。
今週の集会
- 祈り会 2月24日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編88編の学びと祈り。
次週(2月28日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「ヤコブ・エサウ」(創世記25章) 齊藤 和夫
- オリーブ会 9:45〜10:15 牧師室。牧師を囲んで質疑懇談。
- 受難節第2主日礼拝 10:30〜11:30 説教「苦難・忍耐・練達・希望」 (ローマ5,1-5) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- ハイチ大地震救援募金 有志はご協力下さい。締め切りは2月末。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 23日(火)午後〜24日(水)午後
- 27日(土)午後〜28日(日)午後
牧師室から
先週の17日は「灰の水曜日」でした。40日間の受難節(レント)の始まりの日です。もっとも、この日取りは毎年一定ではありません。そもそも復活祭が年によって違うので (2010年は4月4日)、そこから逆算して、今年の「灰の水曜日」は2月17日になったのです。
「受難節」は、「四旬節」とも「大斎節」ともいい、本来は復活祭の準備期間でした。とくに、洗礼を受けようと志す人々にとっては回心と悔い改めの時であり、「灰」は古来、悔い改めのしるしだったのです。初期のキリスト教会では、受難節に入ると灰を頭にかぶったり顔に塗ったりして悔い改めの気持ちを表現した人々がいたといいます。そこから「灰の水曜日」と呼ばれるようになった。また、受難節の「40日」という長さは、イエスが荒れ野で試練を受けた日数(マタイ4章2節)に従って決められました。
受難節に限らず、待降節(アドヴェント)やクリスマスその他にまつわる習慣も、2世紀頃から西洋のキリスト教会の中に根を下ろし始め、4世紀以降になると「教会暦」という形で定着するようになりました。この伝統が今日まで受け継がれて来たのです。
私たちの教会でも、年間の行事計画は基本的に「教会暦」によって作られます。むろん、「西洋の伝統が最善だ」などと考えるからではありません。キリスト者の生活には一定の「リズム」があることが望ましいし、そのリズムはこの世の習慣によってではなく、「主イエスの生と死を見つめる」ことによって作り出されるのが最も良いと信じるからです(村上伸)。