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降誕後第1主日礼拝

降誕後第1主日礼拝

2009年12月27日

降誕後第1主日礼拝  10:30
  司会・説教  村上 伸
  奏      楽  玉嵜順子
前      奏 
招      詞 (詩編98,1)
讃  美  歌 257
交読  詩編 詩23編 (p.25)
旧約  聖書 イザヤ書42,1-4 (p.1128)
新約  聖書 ヨハネの手紙一 1,1-4 (p.441)
祈      祷
説      教 「わたしたちの喜び」
祈      祷
讃  美  歌 256
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄 28
祝      祷
後      奏
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

  • 教会学校 9:00 お話 「ヘロデの子殺し」(マタイ2:16-18) 廣石 由加

本日礼拝後

  • アクパ・クリスマスコンサート 13:00〜 会堂で。「アクパ」は、当教会と親しい関係にある若者たちの合唱グループです。

今週の集会

  • 祈り会 今週は休み。(1月6日から再開)
  • 西南支区元日礼拝 1月1日(金)14:00から
    • 場所:東京山手教会(渋谷)
    • 説教者:及川信牧師(中渋谷教会)

次週(1月3日)予告

  • 教会学校 休み
  • コーヒーアワー 礼拝後、しばらくコーヒーを楽しみながら新年の挨拶を。
  • 1月定期役員会は10日に延期。

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 29日(火)午後〜30日(水)午後

 

牧師室から

 『日々の聖句』(ローズンゲン)によれば、2009年の年間標語は、「人間にはできないことも、神にはできる」(ルカによる福音書18章27節)でした。あと僅かで年末を迎えようとしている今、一年の歩み振り返り、あらためてこの標語の重要な意味について考えさせられます。

 むろん、私たちは、この聖句を直ちに何らかの歴史上の出来事に当てはめて解釈することは避けるべきです。たとえば、昨秋のアメリカ大統領選で、史上初めてアフリカ系候補が当選した。それ自体は喜ぶべきことですが、ここで「人間にはできないことも、神にはできる」という言葉を持ち出すことは適切ではない。オバマ大統領が、持論の「アフガン増派」を決めたことなどを考えればなおさらです。わが国の「政権交代」に至っては言うまでもありません。

 それならば、今年20年目を迎えた「ベルリンの壁崩壊」についてはどうでしょうか。あの時、確かに多くの人が「人間にはできないことも、神にはできる」と受けとめて驚き、感謝したと思います。私自身もそう感じました。

 しかし、これまで私がいろいろな機会に指摘して来ましたように、「壁」が落ちたからといって問題がすっかり解決したわけではありません。すべての人がこれからも永きにわたって取り組むべき課題が残されたのです。ここでも、事はそれ程簡単ではない。

 しかし、「人間にはできないことも、神にはできる」という言葉が完全に当てはまることが、一つあります。それは、イエス・キリストの誕生です。「神は愛である」(ヨハネ一 4章8節)という真理が彼によって全く明らかにされたからです。これは、人間の可能性を超えています。神の可能性と言うほかはない。

 このことを思うとき、2010年の『ローズンゲン』が、年間標語として「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたし(=イエス)をも信じなさい」(ヨハネによる福音書14章1節)を選んだのは、すばらしい選択であったと言わずにはいられません (村上伸)。