受難節前第2主日礼拝
2009年2月15日
受難節前第2主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 中村今日子 前 奏 招 詞 (イザヤ書55,6-7) 讃 美 歌 12 交 読 文 詩編13編 (p.3) 旧約 聖書 イザヤ書55,8-13 (p.1153) 新約 聖書 ルカ福音書8,4-8(p.118) 祈 祷 説 教 「種を蒔く」 祈 祷 讃 美 歌 412 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「ナザレで受け入れられない」(ルカ4,16-30)内山伸子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。562番を練習します。指導は黒髪紀子さん。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。山田スエさんの発題「人との関わり方」を聞いて懇談します。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00 会堂。次期会長を選び、新年度の計画について相談。
- 教会学校教師会 讃美歌練習後〜13:00会議室B。イースターの準備など。
今週の集会
- 祈り会 18日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編40編を学び、共に祈ります。
次週(2月22日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「汚れた霊につかれた男」(ルカ4,31-37)田中綾乃
- 受難節前第2主日礼拝 説教「たとえ全世界を手に入れても」(マルコ8,4-8) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- 廣石副牧師の出張 インドでのワークキャンプのため、フェリス女学院大学の学生たちを引率してケララ州に滞在中。月末に帰国される予定です。無事をお祈り下さい。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 18日(水)朝〜19日(木)午後
- 21日(土)午後〜22日(日)午後
牧師室から
主イエスは、「種を蒔く人のたとえ」(ルカ福音書8章4-8節)で、「道端」や「石地」や「茨の中」に落ちた種の話をされました。農夫が種を蒔いても、落ちた場所がわるいと芽を出さないことがある、というわけです。
ここでは、「種」は「神の言葉」(11節)の比喩です。つまり、せっかく神の言葉を聞いても、人間の側の受け入れ方次第では実を結ばないこともある、ということです。これは、私たちの世界の現実を言い当てているでしょう。
神はイエスを通して、「神の国が近い」という福音の種を、あるいは「互いに愛し合いなさい」という新しい戒めの種を、この世界に蒔かれたのに、この世はそれを本当に受け入れようとはしない。中世以来、「キリスト教国」といわれる国々がやって来たことはその例証です。
しかし、農民は、不作の年があったからといって「種蒔き」を諦めたりはしません。次の年も懲りずに種を蒔く。ちょうどそのように、神は御言葉の「種」を蒔くことを決して止めない。そして、その「種」に内在する生命力は、人間の側に受け入れる姿勢さえあれば、「百倍の実を結ぶ」(8節)のです。この慰め深い約束を、私たちは聞き逃してはなりません。
結ばれた実は、風や鳥によって別の新しい土地に運ばれ、そこでさらに実を結ぶでしょう。教会は、御言葉の「種」を受け入れて実を結び、それをさらに広い世界へ運んで行く使命を与えられています。そして、この使命を果たすのは、むろん牧師だけではない。一人ひとりの信徒であり、教会全体なのです(村上伸)。