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復活後第1主日礼拝

復活後第1主日礼拝

復活後第1主日礼拝  10:30
  司会・説教:秋葉正二
  奏     楽:中村今日子

前    奏  (黙祷)
招    詞  (テサロニケ 一 5,16)
讃 美 歌  327「すべての民よ、よろこべ」
交 読 文  詩編84編(交読文p.25)
旧約聖書  コヘレトの言葉3,18-22 (旧p.1357)
新約聖書  ヨハネによる福音書20,19-29 (新p.97)
祈    祷
説    教  「聖霊を受けなさい」
祈    祷
讃 美 歌  531「主イェスこそわが望み」
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  29「天のみ民も」
祝    祷
後    奏

			

  • 教会学校 9:00〜 「空の鳥、野の花」(マタイ6,26) 中島貴子
  • オリーブ会 (CSの分級の時間、会議室Aで。どなたも参加自由)。

本日礼拝後

  • 2014年度教会総会 (礼拝堂)礼拝後〜3:00

 

今週の予定

  • 祈り会 4月30日(水)10:30-11:30 会議室A

 

次週(5月4日)予告

  • 教会学校 9:00〜 「みんなの輪の中に」(マタイ18,20) 秋葉正二

 

今後の礼拝・集会予定

  • 5月11日礼拝後、CSスタッフ会、九条の会
  • 5月8日 18日礼拝後、青年会、ガリラヤ会、壮年会
  • 6月8日 ペンテコステ礼拝

 

その他

  • 5月27-28日 東京教区総会 富士見町教会

 

牧師室から

 新約聖書の時代背景の一つにヘレニズム文明がある。神学生の時、「新約時代史」の授業で聞いたアレクサンドロス大王の話を思い出す。ギリシャ世界を統一したマケドニア王国が、メソポタミアとエジプトという最古の文明世界をのみ込んでいく話だ。結果としてオリエント文明が融合してヘレニズム文明が生まれた。この時コイネーと呼ばれる古代ギリシャ語が共通語として利用されるようになり、地中海全域に広がった(新約聖書の原語)。

 ローマ帝国も文化的にはヘレニズムを受け継いで、コイネーを学術用語として使用していく。しかし、やがてゲルマン人の侵入などがあるとローマ帝国はコイネーで書き記された学術文献のほとんどを失ってしまい、文化レベルが低下して解体してゆき、地中海世界は東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、イスラム世界へと三分されていくこととなる。

 2世紀以降、キリスト教がローマ帝国全土に広がるようになると、地中海圏キリスト教は五大教区(ローマ、コンスタンティノープル、アンティオキア、エルサレム、アレキサンドリア)に分けられ、それぞれに大司教が君臨し、その下に司教が管理する教区が置かれるようになっていくが、やがてその中からローマを頂点とする4大教区(カトリック教団となっていく)からコンスタンティノープル大教区(ギリシャ正教)が分離独立していく。それ以後の中世西ヨーロッパはヘレニズム文明をほとんど継承しなかった。

 西ヨーロッパがヘレニズムの学術文献を手にするのは、12世紀以降である。それ以前にイスラム世界はコイネーをアラビヤ語に翻訳してヘレ二ズムを継承している(ここにイスラムの強さが隠されている)。西ヨーロッパはこのアラビヤ語をラテン語に翻訳したのだ。この翻訳運動はレコンキスタ(再征服運動)や十字軍と重なりながら行われた。宗教や政治の対立があっても、文化はそれを飛び越えて伝えられていくことがとても興味深い。この歴史はイスラム教とキリスト教が対立すべきではないことをも示唆してくれていると思うが、どうだろうか。        (秋葉正二)