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復活後第2主日礼拝

復活後第2主日礼拝

2007年4月22日

復活後第2主日礼拝  10:30
  司会・説教 廣石 望
  奏      楽 廣石由加
前    奏
招    詞 (詩編68,20-21)
讃 美 歌 317(1節、5-7節)
詩編交読 詩111編1-7節 (p.125)
旧約聖書 詩編23編  (p.854)
新約聖書 ヨハネ福音書10,11-16;27-30 (p.210)
祈    祷
説    教 「よい羊飼い」

祈    祷
讃 美 歌 479
献    金
主 の 祈 93-5
頌    栄 29
祝    祷
後    奏

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
 

本日礼拝後

  • 本年度定期教会総会  礼拝後、なるべく早く礼拝堂で始めます。午後3時ごろ迄を予定しています。議題は、
    1. 06年度の諸活動報告
    2. 06年度の決算報告
    3. 07年度宣教方針と行事計画
    4. 07年度の予算案審議
    5. 「将来小委員会」の提言
    6. 宗教法人「教会規則」改正の件
    7. 役員選挙、及び法人責任役員の選任

    など。教会員は是非ご出席下さい。

 

今週の集会

  • 祈り会25日(水)10:30〜11:30 会議室A。ヨブ記34章を学び、共に祈ります。

 

次週(4月29日)予告

  • 教会学校 9:00
  • 讃美歌練習
  • 「代々木上原教会9条の会」」

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 25日(水)午前〜26日(木)午後
    • 28日(土)午後〜29日(日)午後

 

牧師室から

 今日の教会総会では本年度の宣教方針(案) が審議されますが、その第1項「創造的少数者」について少し補足しておきたいと思います。

 日本のキリスト教徒の数は総人口の約1%に過ぎません。いくら「イエスの愛」を説き「平和」を訴えても、その声は中々社会を動かすところまでは行かないのが実情です。そこで、「数を増やすことが先決だ」という意見が出てくる。こうした考えにも、意味はあるでしょう。

 しかし、「今」、「ここで」行くべき道を示されたなら、少数者であっても敢えて行動を起こさねばなりません。預言者がそうでしたし、歴史上、重要な出来事の第一歩を踏み出したのは、常に真実な少数者だったではありませんか。

 そんなことを考えている時、私はたまたま『朝日新聞』夕刊に連載されている「ありのまま生きて」というシリーズを読んで心を揺さぶられました。その記事には東大准教授・福島智(さとし)さんがしばしば登場しますが、彼は視力も聴力も失った「盲ろう者」です。しかし、この重い障害を負いながら、同じハンディを持つ人々に希望を与えて生きている。私たちの仲間であるチョン・ヨンミさんも彼の弟子の一人です。そして、同じような生き方をしている障がい者は、福島さんだけではありません。

 この人たちは日本人全体から見るとほんの一握りの「少数者」に過ぎませんが、人の心に、いわゆる「健常者」の心にも希望の火を灯し、勇気を与えてくれている!

 私は深く感動しながら、あらためて思ったのです。「創造的少数者」とは、要するに「希望の証人」のことだ、と。そして、「希望の証人」になることは、復活の主によって生かされている私たちには必ず出来るはずだ、と (村上伸)。