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三位一体後第6主日礼拝

三位一体後第6主日礼拝

2008年6月29日

  三位一体後第6主日礼拝  10:30
      司会・説教  村上  伸
      奏      楽  西田和子

前      奏
招      詞  (ローマ12,1)
讃  美  歌  4
交  読  文  詩67編 (当教会交読文集 p.23)
旧約  聖書  イザヤ書43,1-7 (p.1130)
新約  聖書  ペトロ 一 2,1-10 (p.429)
祈      祷
説      教  「暗闇から光へ」
祈      祷
讃  美  歌  457
献      金
主  の  祈  93-5
頌      栄  26
祝      祷
後      奏
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

教会学校

  • 9:00 お話 「5千人に食べ物を与える」(マルコ6:30-44)田中 綾乃

本日礼拝後

  • 讃美歌練習 今日は休みます。
  • 9条の会 礼拝後〜13:00、会議室A。村上雅子さんの発題「名古屋高裁< 自衛隊イラク派兵違憲判決>に学ぶ」を聞いて懇談。

今週の集会

  • 祈り会 7月2日(水)10:30から、会議室A。『詩編』第13編を学び、共に祈ります。

次週(7月6日)予告

  • 教会学校 9:00 お話 「湖の上を歩く」(マルコ6:45-52)渡辺 峯
  • 讃美歌練習
  • 7月定期役員会

 

報告

  • 西南支区牧師会 30日(月)12:00〜15:00 三軒茶屋教会で。村上牧師が出席。
  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 2日(水)午前〜3日(木)午前
    • 5日(土)午後〜6日(日)午後

 

牧師室から

 私たちの教会は、来る7月13日を「地球環境の日」と定めて、皆で祈ることに決めました。そこで、この主題をめぐる世界のこれ迄の動きをざっと振り返ってみたいと思います。

 1960年代までは、「足尾鉱毒事件」や「水俣」など、局地的な「公害」が個別に問題とされていたに過ぎません。しかし、R・カーソン『沈黙の春』(1962年)に触発されたこともあって、「地球環境の危機」が次第に自覚されるようになった。それは漸く70年代になってからです。「第1回国連環境会議」(ストックホルム)が開かれたのは1972年のことでした。

 会議に合わせて出版されたローマクラブの『成長の限界』は、地球上の資源・食糧・環境汚染・人口などの諸条件について厳密な検討を加え、「このままでは世界は2000年を余り大きく超えない時点で破滅に直面するだろう」という結論を公表して世界に衝撃を与えました。

 この危機を回避するためには、私たちの価値観や生き方を根本的に変える必要がある。このことが言われ始めたのも70年代です(E・シューマッハー『人間復興の経済』1976年、E・フロム『生きるということ』1977年、等々)。
これと関連して、西洋近代の科学技術とその背景にあるキリスト教に対する批判が強まりました(L・ホワイト『機械と神』、1972年)。「キリスト教は自然を被造物と捉え、その神秘性を剥奪した。これが破壊につながった」という批判です。代わって、「山川草木には悉く仏が宿ると信ずる東洋の思想こそ、地球を救うものだ」という主張が力を得てきました。

 しかし、こうした批判がすべて当たっているとは限りません。キリスト教内部からも、真摯な自己批判を伴った応答がなされている(G・リートケ『生態学的破局とキリスト教』、1979年)。また、WCCはナイロビ(1975年)以来、すべての総会でこの問題と取り組んでいます。

 7月13日は、こうしたことを踏まえて聖書を読み、祈りを捧げたいと思います(村上伸)。