復活節第2主日
復活節第2主日礼拝 午前10:30 司会・説教:中村吉基 奏楽:槙和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヨハネによる福音書11:25 讃 美 歌 326(地よ、声たかく) 交 読 詩編118編13-25節(讃美歌21巻末「交読詩編」p.130) 聖書朗読 出エジプト記15:1〜11 (旧p.117) ヨハネによる福音書20:19〜31 (新p.210) 祈 祷 説 教 「心に鍵をかけていませんか」 中村吉基 祈 祷 讃 美 歌 329(目覚めよ、歌えよ) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 26(グロリア、グロリア、グロリア) 祝 祷 後 奏
新型コロナウィルス感染症への対応方針
- CS礼拝と分級、主日礼拝、各会活動、役員会、祈り会など、一切の教会活動を中止しています。それぞれのご家庭において礼拝、祈りを合わせてくださいますようお願いいたします。
- やむを得ず教会に来訪される方は牧師までご一報ください。
- 4月26日に予定されていた教会総会も当面延期いたします。
- 教会ホームページの説教データ(文字、音声)は、礼拝が実施されなくても毎週日曜日に掲載いたします。また郵便・電話・メール等による牧会活動も活発化させています。
次週(2020年4月26日)に予定された礼拝次第
- 復活節第3主日・労働聖日(働く人の日)
聖書:申命記20:16〜18 ; マタイによる福音書5:43〜48
「至高の愛」(「山上の垂訓」講解説教・第8回)陶山義雄
奏楽:小野千恵子 讃美歌326, 183, 29
【キリスト者共同体のために】
わたしたちは恐れの民ではなく、勇気の民。
わたしたちは自分の安全を守る民ではなく、隣人の安全を守る民。
わたしたちは貪欲の民ではなく、惜しみなく与える民。
神よ、わたしたちはあなたの民。
どこにいても、
どれほどの価を費やしても、
与え、愛する民。
あなたがわたしたちを呼ばれる限り、どこででも。
翻訳 市原信太郎司祭=日本聖公会)
牧師室から
先の見えない不安を抱えることは、私たちにストレスをもたらします。新型コロナウィルスの発生からすでに3か月を経過していますが、いまだ収束する方向は見えない中に立たされています。日本聖公会の成成鍾司祭が、キティ・オメアラ(Kitty O’Meara)さんというアメリカ人が都市封鎖の状況下に書いた「そして人々は、家に留まった(And The People Stayed Home)」という散文詩を紹介しておられました。
そして人々は、家に留まった。本を読んだり、音楽を聴いたり、十分に休んだり、運動をしたり、絵を描たり、ゲームをしたり、そうして新たな「あり方」を学びながら、一旦、立ち止まった。そして、より深く耳を傾けた。
ある人は黙想をして、ある人は祈りを捧げて、ある人は踊って、ある人は自分自身の暗闇に気づいて。
そして人々は、今までと違った考え方をし始めた。そうして人々が癒された。
無知、危機、愚かさ、無慈悲な暮らしを改めた結果、地球も癒され始めた。
そして危険が過ぎ去ると、人々はまた一緒に集まった。失ったものを嘆き、新しい選択をし、新しい暮らしを夢に描き、新しい生き方を創造した。地球を完全に癒した。それは、癒された人たちだからできたことだ。
今私たちは何をすべきでしょうか。もう一度考えてみたいのです。(中村吉基)