復活後第5主日礼拝
復活後第5主日礼拝 10:30 司会・説教 秋葉正二 奏 楽 中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 テモテ 一 2,5-6 讃 美 歌 335「われらの主イエスは」 交 読 文 詩編95編 (讃美歌巻末「交読詩編」p.105) 旧約聖書 イザヤ書52,7-10 (旧p.1148) 新約聖書 ヨハネによる福音書16,23後半-33 (新p.201) 祈 祷 説 教 「わたしは既に世に勝っている」 祈 祷 讃 美 歌 534「キリストの使者たちよ」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27「父・子・聖霊の」 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00〜 「からし種のようなもの」(マタイ13,31)鈴木伶子
- オリーブ会 (CSの分級の時間、会議室Aで。どなたも参加自由)。
本日礼拝後
- 廣石望担任教師就任式 礼拝に引き続いて行います。茶話会等はありません。
- 九条の会 「集団的自衛権」神尾昭二 会議室A
今週の予定
- 祈り会 5月28日(水)10:30-11:30 会議室A
次週(6月1日)予告
- 昇天後主日礼拝 10:30〜
聖書:詩編68,20-36 ヨハネ福音書15,26-16,4
説教:「わたしたちの生き方とその課題」
讃美歌:337,448,28
司会・説教:秋葉正二牧師
奏楽:森 友紀
- 教会学校 9:00〜 「子どもを祝福するイェス」(マタイ19,14)原田由加
- 定期役員会 12:30-14:30
今後の礼拝・集会予定
- 5月27-28日 東京教区総会 富士見町教会
- 6月1日 定期役員会
- 6月8日 ペンテコステ礼拝
- 6月15日 家族音楽礼拝
その他
- 緊急時連絡網、最終確認をお願いします。
- 人権問題学習会〈アベノミクスとは何か〉⇒詳細情報
日時:6月5日(木)13:30〜15:30
講師:浜矩子(同志社大大学院教授、カトリック信徒)
場所:衆議院第2議員会館1階 多目的会議室
13:00より玄関にて通行証を配付します。
牧師室より
シルクロードには夢がある。古代にローマと日本が文化的につながっていた、と考えるだけで心がはずんでくる。正倉院の宝物や法隆寺の建築様式など、中学生の時に聞いた話がよみがえってくる。かつて読んだ司馬遼太郎『空海の風景』、陳舜臣『曼荼羅の人』、海音寺潮五郎『蒙古来たる』などの小説も私の興奮を助長した。空海には密教だけでなく、キリスト教やゾロアスター教も絡んでいることが見えてきたのだ。
私たちのキリスト教は、エルサレムを起点として二世紀以降の五大教区(ローマ・コンスタンティノープル・アンティオキア・アレキサンドリア)を経て展開してきたものだが、東側への福音の伝播はほとんど無視されてきた。しかしシリア語の古代キリスト教が、アラブ・イラク地方を経て、ペルシャで発展し、やがてシルクロード経由で唐の都長安にまで展開していたことを見落とすわけにはいかないだろう。紀元781年に長安に建てられた太秦景教流行中国碑により、景教徒たちは三位一体の神と聖書を長安にまで伝えていたことが確認されている(イエス誕生や十字架と復活、一神論等も)。長安に留学していた空海はインド僧の般若三蔵から梵語や密教を学んだが、般若三蔵は景教指導者のペルシャ人景浄と親しかったから、空海が景教に触れたことは確かだろう。
ちなみにネストリウスの名称を景教に付すことは、コンスタンティノープル司教であったネストリウスに対するローマ側からの蔑視が関係している。シルクロードは福音を運んだバイブル・ロードでもあるが、その舞台で少数民族ウィグルが中国政府から弾圧されている現代の状況を見るのは悲しい。大国には少数民族の自治を大幅に認める器量が欲しいものだ。 秋葉正二