保護中: 復活日(イースター)礼拝(聖餐)週報2024/03/31
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Yoyogi-Uehara Church
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二千年前の誕生した教会はイエスの「死と復活」を伝えた。聖書は主イエスの「死」を私たち人間の罪のために死なれたと記しているし、パウロは「キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」と書いている。今日から受難週である。ろばに乗ってエルサレムに入ったイエスを、枝を持った人々は「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように、/イスラエルの王に。」と叫び迎えた。ラザロが生き返った奇跡を目撃した人達がイエスこそ勝利の王であると熱狂的に迎えたのである。しかしファリサイ派の人々もそれを見ていた。ヨハネは人間の「罪深さ」「愚かさ」「軽さ」を知って悲しくなるような思いでここを記したのではないかと思う。私たちは自分たちの事も自戒しなければならない。他の誰かを思う「熱心」はとても良いことだが、自分だけの思いや利益を追求したり、人から報われることばかりを考える時、その熱心は「熱狂」に変わることがある。自分ではなかなか気がつかないので、自分の闇の部分を神の光で照らしていただく必要がある。熱狂的に主イエスを迎えた群衆は、イエスを十字架で死刑に処することに賛成する。この人間の変わり身の早さ、罪深さを思いながら、今日から始まる受難週を過ごし来週は喜びのイースターを共に迎えよう。
本日の礼拝 旧約聖書:創世記22:1-18 新約聖書:ヨハネによる福音書12:12-19 説教:「熱心と熱狂の違い」中村吉基 本日の集会 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50) ...
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本日の聖書箇所にある「主の晩餐」には何があり、イエスがそこに託した意味は何だろうか?まずこれはイエスが「罪人」と呼ばれる者たちと共に祝った「交わりの食卓」の延長線上である。イエスにとって「神の王国」は宴であり「交わりの食卓」は「神の王国」を先取りするものであった。ではパウロのコリント教会に宛てられた書簡においてはどうなっているのだろうか?冒頭の「私自身が主から受けたことを、君たちに伝えもした」で伝承の受け渡しを示唆し、「君たちがこのパンを食べ、そして杯を飲むごとに」とあるので、定期的に食事式を枠とする礼拝があり、それが「わたしの記念として」、つまり今は死んだイエスの生前のあり方を想起することが目的だったことがわかる。最後の「君たちは主の死を告げ知らせるのだから―彼が来るまで」の一文で昇天しているイエスがやがて審判者として到来する。キリスト教共同体は、主イエスの「死」を告知し続けることになる。イエスの死は暴力的な虐殺の死ではあったが神は共にいた。彼はイエスと共に死の中へと歩み入り、死者たちの中より起こし天高く引き上げ天上の宴の喜びに加えた。やがてイエスは来たり、自分がこの世界すべての現実の規準であることを示すであろう。
本日の礼拝 旧約聖書:出エジプト記24:1-11 旧約聖書:コリントの信徒への手紙I11:23-26 説教:「わたしの記念として」廣石 望 本日の集会 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日...
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パウロはコリントの共同体のことを「インクでなく神の霊で石の版でなく肉の心という板に書かれたキリストの手紙だ」という。いくつかの旧約のモチーフがひかれており、「コリントのキリスト共同体はエレミヤやエゼキエルの預言の成就でありそれはかつて破られたモーセのシナイ契約を超える、神が与えた新しい霊によって「肉の心」として体現される神の民」ということのようである。そして「新しい契約」が「霊」の性格をもつとは、その担い手が肉となった終末論的な共同体であること、私たちが神の究極的な働きが現れる具体的な場であること、「文字は殺す」は神との関係の断絶としての死をもたらすという意味であろう。 パウロが言う「文字vs霊」とはユダヤ教や旧約との対比ではない。出エジプトが伝える「モーセの顔覆い」に見られるモーセの顔が放つ光とキリストの栄光との比較と言える。 私たちは、キリストの栄光を受けて新しい人間へと変貌するために聖書を日々新しく読み、神から託された平和の務めを果たしたい。
本日の礼拝 招詞:詩編51:19による 聖書:出エジプト記34:29-35、コリントの信徒への手紙 II3:3-18 交読:詩編105:1-11 説教:「文字と霊」廣石 望 本日の集会 教会学...
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