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「わたしたちは一つの体」コリントⅠ 10:14-22 中村吉基

今日は「世界宣教の日」「世界聖餐日」です。日本キリスト教団は6か国に9人の宣教師を派遣しており、世界中の教会と連帯して聖餐を祝います。パウロは、聖餐を通してキリストと「交わる」ことが大切であり、キリストの血と体にあずかることが偶像礼拝から逃れる道でもあるとしています。ナチス時代のドイツ教会がキリストの教えに忠実であろうとし、困難な状況においても信仰の共同体として一致しました。私たちの日本もかつて戦争に突き進み、散り散りになっていきました。聖餐は、私たちがキリストを信じることで一つの体となり、神の力を信じて祈る場です。心を一つにして祈るところにのみ神の力が顕されることを信じましょう。

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「マイム・マイム」ヨハネ7:37-39 中村吉基

聖書の舞台イスラエルでは水が大変貴重であることから、「水」は神の救いの象徴となっていきました。イエスは渇いた人々に「私のもとに来て飲みなさい」と呼びかけ、魂の渇きを満たす「生きた水」の働きを示しています。また、この「生きた水」は、信じる者の内から他者に広がり、喜びと慰めをもたらすのです。

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「もう一度、やり直せる」コリントの信徒への手紙Ⅱ5:16-19 中村吉基

クリスチャンとして生きることは、単に性格や振る舞いを変えるだけでなく、キリストと結ばれることで、過去の自分から新しい自分へと変わることを意味します。渡辺峯さんは、神の導きによって人生を変えられ、信仰と平和への貢献しました。この変化は、「新しい命」を意味し、神が私たちを守り導いてくださることを信じることが大切です。

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「新しく生まれる」ヨハネ3:1−17 中村吉基

ユダヤ最高法院の議員であったニコデモは、夜にこっそりとイエスのもとを訪れました。彼はイエスを「神のもとから来られた教師」と認識し、イエスの奇跡に深い興味を抱いていたのです。イエスはニコデモに「新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない」と教えました。これは肉体的な再生ではなく、霊的に神と結ばれることを意味します。ニコデモは理解できず困惑しますが、イエスは洗礼による新しい生まれ変わりの重要性を強調します。さらに、イエスは自身の十字架の死が人々の罪を赦し、永遠の命を与えることを語ります。明治時代のクリスチャン、好地由太郎は、悪事を重ねた挙句に終身刑の判決を受けましたが、獄中で聖書を通じて変わり新しい人生を歩みました。「新しく生まれる」とは神中心の生き方に変わることを意味し、その信仰が永遠の命をもたらすのです。