聖霊降臨節第8主日・インターナショナルサンデー礼拝

本日の礼拝

  • 旧約聖書:出エジプト記20:13-17
  • 新約聖書:ヨハネによる福音書16:31-33
  • 説教:「神に栄光あれ」山本光一牧師(旭川六条教会) 

本日の集会

  • 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
    • 「お友達も一緒」(フィリピの信徒への手紙2:4)長田夕希
  • 講演会(礼拝堂):13:00-14:00
    • 「パレスチナ問題解決の道筋~絶望的だけど、そう思わせない人々」山本光一牧師

報告・お知らせ

本日の礼拝は旭川六条教会の山本光一牧師にご奉仕いただきました。本日の礼拝と講演会はパレスチナ・ガザ地区にあるアハリ―・アラブ病院を支える会のご厚意によって実現しました。礼拝後に講師とぜひお交わり下さい。

【山本光一牧師 ご紹介】
1952年6月帯広生まれ。両親ともクリスチャンであったので幼少期から札幌北光教会に通う。現在73歳。1979年に学校を卒業後、滋賀県の近江八幡教会(滋賀)、琴浦教会(岡山)、札幌元町教会の牧師、北海教区幹事、京葉中部教会(千葉)の牧師を務め、70歳で隠退。今春から1年間の期限で旭川六条教会の牧師を務めておられる。パレスチナ(西岸地区)には2006年から4回渡航された。

みなさまの教会にお招き下さったことを心より感謝いたします。
 2023年10月7日に始まったイスラエルによるガザ市民への虐殺は、わたしたちの注目を引き起こしていますが、「ガザ戦争」の原因は、ハマスの野望にあるのではなく、1948年のイスラエル建国以来の植民地主義、1967年の第3次中東戦争以来の占領政策にあります。そして、その背景には、アメリカの西アジア(中東)覇権の野望があります。「イスラエルによるパレスチナ市民への虐殺が終われば問題が解決する」という事態ではないのです。
1 パレスチナの人々はイスラエルによる占領下に在ってどのような暮らしを強いられていたのか、それを2006年以来パレスチナで撮った写真で鳥瞰図的ではなく経験的・虫瞰図的にお伝えしたいと思います。(1)1948年以来土地を奪われた人びとがここに暮らす難民キャンプ。(2)人々の生活圏と水源を奪う高さ8メートル、長さ700㎞におよぶ分離壁。(3)西岸地区に880箇所あって、常駐するイスラエル兵によって交通と生活を遮断するチェックポイント(検問所)。(4)そして、パレスチナ占領政策の前進基地であるユダヤ人入植地。ポイントを4つに絞ってお伝えします。
2 イスラエル建国の思想であるシオニズムを紹介し、シオニズムはユダヤ教とは何の関係ないものであることを論証します。
3 パレスチナ問題解決の道筋としてイスラエル国内のイスラエル国民による占領政策反対の取り組み、ユダヤ教ラビ(教師)たちの抵抗、国際世論の大切さを紹介します。
 何人もの知り合いがいるからだろうと思いますが、わたしにとって、この戦争くらい早く終わって欲しいと思う戦争はありません。戦争を統計的数値で表現しても意味ないだろうと思います。そこに毎日毎日を丁寧に暮らすパレスチナの人々の暮らしと人生に思いを巡らしながら、代々木上原教会のみなさんとパレスチナ問題解決の道筋を見出したいと願っております
  • 能登半島地震教会等再建支援募金にご協力ください。
  • 夏期特別献金をお献げください。下半期の宣教計画のために用います。

今週の集会

  • 祈り会
    • 7月23日(水)10:30-11:30
    • 聖書味読 マルコによる福音書12:13-27 中村吉基

次週予告

  • 2025年8月3日 聖霊降臨節第9主日・平和聖日礼拝(聖餐)
    • 招詞:詩編34:13-15
    • 交読:詩編35:22-28
    • 聖書:ミカ書5:1-5,マタイによる福音書5:1-12
    • 説教「悔い改めから和解へ」中村吉基 
    • 讃美歌:561,「沖縄の磯に」(日本聖公会聖歌集423),81,371
  • 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
    • 「キリストのへいわ」(コロサイの信徒への手紙3:12-15)中村吉基

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