会堂にて礼拝に参加される皆さまには、入室時の検温、手指の消毒、マスク着用などにご協力いただきますようお願いいたします。教会としても、会堂の換気など、感染対策を十分に行いつつ、礼拝を守ってまいります。
本日の礼拝
- 旧約聖書:サムエル記下5:1-9
- 新約聖書:使徒言行録3:1-10
- 説教:「キリストの名によって」中村吉基牧師
- Zoomで主日礼拝に参加する
(※マイクをミュートしてご参加ください。Zoomアプリのインストールが必要です)
本日の集会
- 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
- モーセものがたり〈6〉「十のたいせつなやくそく」(出エジプト記19:1-20:21)中村今日子
報告・お知らせ
- ガリラヤ会:桜本教会(川崎市)の路上生活者支援献品・献金は本日までです。
今週の集会
- 祈り会:6月21日(水)10:30〜11:30
- 「主日の福音の分かち合い」中村吉基牧師
- 教会とZoom を結んで開催
- 教会カンファレンス打ち合わせ:6月23日(金)18:30(会議室A)
次週予告
- 2023年6月25日 聖霊降臨節第5主日礼拝
- 聖書:エレミヤ書9:22-23、使徒言行録4:1-22
- 交読:詩118:22-29
- 説教:「誰に従うのか」中村吉基牧師
- 讃美歌:3、474、564
- 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
- 「ゆうわくをうける」(マタイによる福音書4:1-11)齊藤和夫
牧師室から
6月9日、「LGBT理解増進法」が成立した。しかし、この新法は「一体どちらに向いているのだろうか」と思っている。そもそも2016年に超党派の「LGBTに関する課題を考える議連」 が法案をまとめた。けれども何年も先送りされて、2021年にようやく国会に法案提出の機運を得たところに、「伝統的家族観」を重んじる自民党の保守派議員によって反対され、実現しなかった。この議員たちのバックには神社神道や新宗教の指導者たちが名を連ねる「日本会議」や旧統一教会があることは、昨年来の報道でも周知されたことである。LGBTQ+(性的少数者)の人権を考える時に、こうした「宗教者」がいることも忘れてはならない。
5月に広島で開催されたG7サミットの参加国では唯一LGBTQ+への差別禁止規定もなく、同性のカップルに対して法的な権利を国として認めないわが国である。当初は国連からの勧告もあり、「差別禁止法案」となっていたものが、「理解増進法案」となり、「差別は許されない」という文言は「不当な差別はあってはならない」と変えられた。差別は不当なのが当たり前ではないだろうか。一歩も二歩も後退した印象が拭えないこの新法、LGBTQ+のためというより、「差別する側、困難を与える側の方向を向いて配慮」 (名古屋レインボープライドの声明文より)されたもののように思えて仕方がない。
(中村吉基)