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受難節前第2主日

受難節前第2主日

受難節前第2主日   午前10:30
    司会・説教:廣石 望
    奏楽:森 友紀

前    奏  (黙祷)
招    詞  黙示録3,8
讃 美 歌  149(わがたまたたえよ)
交    読  詩編103編(讃美歌21巻末 「交読詩編」p.111)
聖書朗読  ダニエル書12,1-3 (旧p.1401)
      コリントの信徒への手紙一 15,51-57 (新p.322)
祈    祷
説    教  「私たちは変えられる」 廣石 望 牧師
祈    祷
讃 美 歌  474(わが身の望みは)
献    金  感謝祈祷:礼拝当番
主の祈り  93-5A
頌    栄  24(たたえよ、主の民)
祝    祷  
後    奏  
			

  • オリーブ会 CS分級時、A会議室 担当:土田潤子

 

本日の集会

  • 特にありません

 

今週の集会

  • 祈り会 2月27日(水) 10:30-11:30 A会議室。
    村上伸牧師の「使徒信条」講解説教の録音を聞き、共に祈ります。(8)「生ける者と死ねる者とを審きたまわん」 担当: 松原新吾

 

次週礼拝等(2018年3月3日)予告

  • 定例役員会 礼拝後 A会議室

 

集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)

(教会外)

  • 「世界祈祷日」東京地区集会 3月1日 13:30〜(午後の部)、18:30〜(夜の部) 富士見町教会。スロベニアの女性たちによる祈祷日式文。
  • 第11回憲法講演会「宮古島への基地建設と憲法9条」 坂口聖子(教団宮古島伝道所牧師) 3月9日13:30〜 四谷・イグナチオ教会 岐部ホール

 

牧師室から

 昨年12月、日本政府は国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した。国際組織からの日本の脱退は極めて異例である。商業的には、もはや日本に鯨肉市場はほぼ存在しない。他方、国際的な共通スタンダードを要求する議論は、常に「私たちファースト」という文化相対主義からの反発を招く。もっとも、南極まで捕鯨船団が出かけるのは戦後の食糧政策によるので、日本の商業捕鯨は必ずしも「日本の伝統文化」と同一でない。むしろ一番大きな論点は、鯨を「優しい巨人」と見なして保護対象とするか、他の食肉と同様の「食糧資源」のひとつと見るかであろう。

 『聖書』は、肉食が当然の社会に対し、それが世界創造の最初からではないという認識を示す。ノアの洪水の後に、初めて神が肉食を許可するからである。

「地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚と共に……すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える」(創9,2-3)。

 もちろんこれは、生物多様性を含む環境保全の危機が認識される以前の発言であるが、いずれにせよ食べ尽くしてかまわないという意味ではない。私たちの生存が他の生物の犠牲の上に成立していることを、私たちはどう捉えるのか。(廣石望)