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三位一体後第3主日礼拝

三位一体後第3主日礼拝

三位一体後第3主日礼拝    午前10:30
      司会・説教:陶山義雄
      奏楽:槙 和彦 

前    奏  (黙祷)
招    詞  イザヤ40,29-31
讃 美 歌  3(扉を開きて)
交    読  詩編76(讃美歌21巻末「交読詩編」p.82)
旧約聖書  詩編84,2-13 (旧p.921)
新約聖書  マルコ福音書3,31-35 (新p.66)
祈    祷
説    教  「救いの絆で結ばれた共同体」
祈    祷
讃 美 歌  390(主は教会の基となり)
献    金  感謝祈祷:礼拝当番
主の祈り  93-5A
頌    栄  25(父・子・聖霊に)
祝    祷
後    奏
			

  • 教会学校 9:00「レビを弟子にする」(ルカ5,27-32) 桜井真季
  • オリーブ会 (CS分級時):牧師不在のため休会(次週6/24より再開します)

 

本日の集会

  • 「ガリラヤ会主催・昼食会」 参宮橋・代々木倶楽部(12:30集合)。壮年会合流。

 

今週の集会

  • 祈り会 6/20は牧師不在のため休会。6/27より再開します

 

次週礼拝等(2018年6月24日)予告

  • 三位一体後第4主日

    聖書:イザヤ45,18-22使徒言行録11,1-18
    説教:「神は異邦人をも受け入れた」
    司会・説教:秋葉正二
    奏楽:中村今日子
    讃美歌:352, 413, 28

  • 教会学校 9:00「いちばん偉い者」(ルカ22,24-30) 松原新吾

 

集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)

(教会内)

  • 「定期役員会」 7月1日(日) 12:15-14:30 A会議室
  • 「聖歌隊練習」 7月8日(日) 11:45-12:45 会堂
  • 「外国人の人権のために祈り、民主主義と平和を考える礼拝」 7月15日(日)

(教会外)

  • 「森友疑惑徹底追及国会前行動」 6月19日(木)18:30〜 議員会館前(宗教者平和ネット)
  • カトリック・セミナー「貧困と日本社会」 講師:飯島裕子(ノンフィクションライター) 6月20日(水) 麹町イグナチオ教会(信徒会館3Fアルペホール)
  • カトリック・セミナー「戦争・紛争と平和」 講師:小山英之 (上智大教授) 7月4日(水) 麹町イグナチオ教会(信徒会館3Fアルペホール)

 

お知らせ

  • 掲示板に2018年度役員担当表が貼り出してあります。ご確認ください。
  • 秋葉牧師夫妻は6/21まで休暇、米国滞在中です。

 

牧師室から

「イエス共同体の碑」について

 代々木上原教会共同墓地には「イエス共同体の碑」という碑文が納骨室(カロート)の上に掲げられている。小田原に近い根府川から採られた、赤味をおびた等身大の原石に、石井市次郎さんの肉筆で上記の碑文がそのまま(原寸大で)刻まれている。この共同墓地は東京都が管理する多磨霊園内、所在地はI種第11区13側にあり、面積は30?である。1948年2月に上原教会が東京都より借り受け、コンクリート製の納骨室が敷地3分の1ほどの所に建てられ、半分ほど地上に露出したままコンクリートの蓋で覆われ、内部は2段の棚が置かれた質素なものであった。当初、赤岩榮牧師は生ける者たちの教会に墓地は不要であるとしていたので、身内を埋葬するために陶山家の墓地として始まったが、教会への寄贈移管が認められて共同墓地となった。それでも赤岩先生は墓のイメージを廃して、彫刻家・佐藤忠良さん(教会機関誌『指』協力者)の作品を納骨室の上に飾って「生きた者たちの憩いの場」にしたいと願っていたのである。これが現在の姿に変わったのは1995年11月であった。教会移転に伴い、東京都から支払われた転居費の一部を充てて念願の共同墓地がついに完成した。

 「イエス共同体の碑」とは、赤岩先生が「神の国」と云う教会用語に代えて、これを「イエスの救いの絆で結ばれた共同体」と称えていたことを想起して、1995年10月の臨時教会総会・決議によって「イエス共同体の碑(いしぶみ)」としたのである。本日の礼拝テキスト・結びの言葉:「神の御心を行う者は誰でも、私の兄弟、また姉妹、また母なのである」(マルコ福音書3章35節、口語訳)とは正に赤岩先生が生涯をかけて宣べ伝え、築き上げて下さった交わりであり、教会に他ならない。これが代々木上原教会へ受け継がれ、21年の歩みを始めることができるのは何という恵みであり喜びであろう。私事ながら、この共同墓地がなかったら、私は遥か以前に退会し、上原教会も合同以前の段階で消滅していたかも知れないと思う。私を牧師である以前から、共同墓地の墓守人として召して下さった神に感謝するばかりである。  
陶山義雄