復活後第3主日
復活後第3主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:槙 和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 コリント二 5,17 讃 美 歌 148(全地よ、主に向かい) 交 読 詩編66編 (讃美歌21巻末「交読詩編」p.69) 旧約聖書 詩編100,1-5 (旧p.937) 新約聖書 ヨハネ福音書21,15-25 (新p.211) 祈 祷 説 教 「イエスと愛弟子」 祈 祷 讃 美 歌 521(とらえたまえ、われらを) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 25(父・子・聖霊に) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「死と復活の予告」(ルカ福音書9,23-27) 土田潤子
- オリーブ会 (CS分級時)牧師室
本日の集会
- 教会総会 礼拝後 12:00〜15:00(予定) 軽食の用意がありますのでご利用ください。
今週の集会
- 祈り会 4月25日(水)は休会です。(牧師韓国出張で不在のため)
次週礼拝等(2018年4月29日)予告
- 復活後第4主日(労働聖日)
聖書:ホセア14,5-8;ガラテヤ3,23-4,7
説教:「奴隷ではなく神の子」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:森 友紀
讃美歌:438, 560, 26
- 教会学校 9:00「放蕩息子」(ルカ福音書15,11-32) 原田由加
- 「礼拝奏楽者の会」 礼拝後
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「定期役員会」 5月6日(日)12:15〜 A会議室
- 「聖霊降臨日」(ペンテコステ) 5月20日(日)
(教会外)
- 「キリスト者メーデー集会」 4月30日(月・祝) 13:00-17:00 四谷ニコラ・バレ修道院9階ホール
お知らせ
- 「第77回東京教区総会」は5月29日(火) 9:00-21:00に富士見町教会で開催されます。
- 小島亮一さん(98歳)、来たる5/26(土)、徳久俊彦さん(89歳)と早稲田教会においてジョイント・コンサートを開かれます。14:00-16:00
- 秋葉牧師、4/22-25(日-水)、「外キ協国際シンポジウム」出席のためソウルへ出張します。
- 礼拝説教をスマートフォンで聞けるアプリ「PreachingToday」がApp Storeからリリースされました。
代々木上原教会からも説教テキスト・音声を提供しています。 教派を越えて、他教会の説教も聞くことができます。
iPhone、iPadなどでApp Storeから「PreachingToday」を検索してダウンロードできます(無料)。
- 牧師面会日 今週は牧師出張のため、土曜のみ 13:00-16:00
牧師室から
昨年来二人の親しい友を天に送った。一人は私より5歳年長で、60歳を前に食道癌の大手術を受け、牧師隠退。その後20数年を再発と闘いながら手術を繰り返した。彼は神学校を出て、広島の山間の小教会を皮切りに30数年を三つの小教会で過ごした。生活は貧。最後の2,3年は食べることにも歩くことにも難儀していた。私は彼の生涯を牧師の鏡だと思っている。彼のように生きている地方の牧師はたくさんいる。
筑豊に50年、宮崎の山間に40年……。九州教区では彼のような牧師にたくさん出会ったが、皆ある種の明るさを持っていた。地方の無名の牧師たち、彼らが私が心から尊敬する牧師たちである。もう一人は長年人権活動に共に取り組んだ一回り年長の牧師。教団は違ったが牧師としていろいろなことを語り合い、その豊かな牧会経験からいろいろなことを学んだ。彼は牧師二世だったので教会のことは子供の頃から見ていたが、牧師になる決心が固まったのは主イエスと自分の関係に確信を持ったことからだったという。その時から、父とも先輩とも別な自分の歩み方が始まったと言っていた。世の中で弱い立場に置かれた人たちのことを自分の問題のように受けとめて、牧師人生のほとんどを通じて彼らの人権回復に取り組んだ。見るからに穏やかで笑顔を絶やさない人であったが、私は彼から牧師としての芯とは何かを教えてもらったような気がする。その死に方も見事であり、よい人生を送られたと心から思った。
教務教師の時代に、新潟地区の無牧の小教会のお手伝いができたことは私の牧師の出発点である。佐渡教会で信徒のおばあちゃんと二人で礼拝を守ったことを今でもよく思い出す。地方で牧師を続けるには貧に対する覚悟がいる。東京の先生たちの頭の中に地方の現実はどのくらい意識されているのだろうか。教区総会や支区総会に出るたびにそれを思う。何の飾りもない貧しい田舎牧師、それが私の理想とする牧師像である。 秋葉正二