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顕現後第1主日礼拝

顕現後第1主日礼拝

顕現後第1主日礼拝  10:30

  司会・説教  秋葉正二
  奏     楽  中村今日子

前    奏  (黙祷)
招    詞  (イザヤ51,4)
讃 美 歌  204「よろこびの日よ」
交 読 文  詩編46,9-11(讃美歌後ろp.51)
旧約聖書  申命記8,5-6 (旧p.294)
新約聖書  マタイによる福音書5,43-48 (新p.8)
祈    祷
説    教  「‘山上の説教’から歩む一年」
祈    祷
讃 美 歌  562「諸民族、諸国、世界の主よ」
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  28「み栄えあれや」
祝    祷
後    奏
			

 

 

本日礼拝後

  • 月例懇談会 本日開催の予定でしたが、取りやめになりました。次回は3/9に開きます。
  • CSスタッフ会、九条の会があります。

 

今週の集会

  • 祈り会 1月15日(水)10:30-11:30 会議室Aで開催します。

 

次週(1月19日)予告

  • 顕現後第2主日 10:30〜
    聖書:ルツ記2,1-16
    説教:「落ち穂拾いの背景」 秋葉 正二
  • 月例懇談会 礼拝後-13:00 会堂で、秋葉牧師を囲んで。
  • オリーブ会 9:40-10:00

 

今後の礼拝・集会予定

  • 2014年1月26日 廣石望牧師の説教
  • 2014年2月9日 秋葉正二牧師就任式(説教 及川信牧師・東京教区西南支区長)
  • 2014年2月23日 陶山義雄牧師の説教(廣石牧師はインド・スタディーツアー〔2/16-3/3〕のため不在)
  • 秋葉正二牧師は、2014年1-3月の第4主日(1/26、2/23、3/23)に、砧教会で礼拝説教を担当します。

 

牧師室から

 折に触れて少しづつ自己紹介をしていこうと思います。今回は私が長年携わってきた外キ協のお話です。私は外キ協(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会)の事務局長を十数年務めています。「えっ、外キ協って何?」と思われる方も多いことでしょう。外キ協は超教派のキリスト教活動団体で、NCC系列の諸教派、諸団体からなり、日本基督教団もメンバーの一員で、歴代教団総幹事は共同代表を担っています。カトリック教会も重要メンバーとして一翼を担ってくださっています。

 戦後60年続いた「外国人登録法」という法律があったことをご存知だと思いますが、この法律には外国人の人権を守るという視点が欠落していたため、抜本的な法改正を求めて外キ協は25年活動を続けてきました。 三年前、国はこの法律を廃止し、新しく「改正入管法」を昨年から施行し始めました。つまり日本に暮らす外国人(「在日」と呼ばれる特別永住許可者も含まれる)の在留管理制度を一新したのです。国連からの再三の勧告に応えるような人権を基礎にした法改正なら大歓迎なのですが、名称こそ新しい入管法で統一したように装っていますが、外国人の人権擁護に関して言えば、実体は多くの問題が含まれています。新しい法律ではすべての外国人が住民基本台帳に登録されることとなり、様々な理由で在留資格を失っている外国人は締め出されることになってしまいました。法は人権を守らなければならないのに、多くの不法滞在者(単純に犯罪者と決めつけないでください)を問答無用で一掃しようというのが狙いでしょう。

 在留資格のない人たちの中には、家庭を築き、子供を養育している人たちもたくさんいます。そのため、これまで人権上の配慮で認められてきた教育や医療を受けられなくなっている人たちが多数生まれてしまったのです。在留管理が国に一元化されてしまったためにこれまで便宜をはかってくれた居住地の市役所などの行政組織も手を差し伸べられなくなってしまいました。

 こうした無資格者に対する人権配慮が大きな課題となっています。国連の人権委員会の指摘はもっともだと思いますが、政府はそれに耳を貸そうとしません。長くなってしまったので、今回はここまでとし、なぜキリスト者がこの問題に関わるのかを追々お話ししていくことにいたします。

(秋葉 正二)