待降節第2主日礼拝
待降節第2主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 中村今日子 賛 美 歌 242「主を待ち望むアドヴェント」 2節 前 奏 (黙祷) 招 詞 (イザヤ書40,4-5) 讃 美 歌 230「『起きよ』と呼ぶ声」 交 読 文 イザヤ書11章(「交読文」p.42) 旧約聖書 創世記21,1-8 (旧p.29) 新約聖書 ルカによる福音書1,26-38 (新p.100) 祈 祷 説 教 「お言葉どおり」 祈 祷 讃 美 歌 243「闇は深まり」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 25「父・子・聖霊に」 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00〜 「野原の羊飼い」 (ルカ2,11) 齊藤和夫
本日礼拝後
- 代々木上原教会九条の会 礼拝後、会議室A。「今後のあり方について」話し合い
今週の集会
- 祈り会 12月11日(水)10:30−11:30会議室A。村上牧師の「箴言」講話(テープ)を聴いて共に祈ります。
次週(12月15日)予告
- 待降節第3主日礼拝 10:30〜
聖書:マタイによる福音書11,2-15
説教:「預言者以上の者」 廣石望
- 教会学校 9:00〜 「星に導かれた博士たち」 (マタイ2,9) 南山 宏之
- オリーブ会 9:40-10:00
今後の礼拝・集会予定
- 12月22日 クリスマス礼拝、祝会、教会学校クリスマス
- 12月24日(火) 聖夜燭火礼拝、キャロル
- 2014年1月5日 秋葉正二牧師就任礼拝(司会 廣石望)、礼拝後に歓迎懇親会
- 2014年2月9日 秋葉正二牧師就任式(説教 及川信牧師・東京教区西南支区長)
牧師室から
よく知られていることだが、『讃美歌21』の243番「闇は深まり」の作詞はヨヘン・クレッパー(1903-1942年)による。
彼は牧師の息子に生まれ、自身も神学を学んで牧師になろうとしたが、健康上の理由から諦め、作家およびジャーナリストとして活躍した。
彼は13歳年長のユダヤ系の寡婦ヨハンナ・シュタインと結婚した。二人の娘も引き取った。後に彼女はキリスト教会で洗礼を受け、二人は教会式の結婚式もあげている。
しかしナチス・ドイツは二人の結婚を「非アーリア的」と見なし、彼自身は国防軍から追放される。一人の娘は逃がすことができたが、二人目には失敗し、やがて妻と娘には、絶滅収容所への移送が避けがたくなる。
そして一家は、1942年12月10日――アドヴェントの季節である――の夜半、服毒とガスによって死を選んだ。もうじき、71年目のその日が来る。
「午後、保安部との交渉。さて、私たちは死ぬ――あぁ、それもまた神のもとにある――今夜、私たちは共に死ぬ。最後の時、私たちの上には祝福するキリストの絵が掛かっている。キリストが私たちのために戦われる。その眼差しの中で、私たちの生は終わる」――日記への最後の書き込みであるそうだ。
美しい歌詞にも、一家の無念を思わざるをえない。(廣石望)