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三位一体後第18主日礼拝

三位一体後第18主日礼拝

三位一体後第18主日礼拝  10:30


   司会・ 説教  廣石 望
   奏       楽  原田由加

前    奏  (黙祷)
招    詞  (ヨハネ4,3)
讃 美 歌  12「とうときわが神よ」
交 読 文  詩編57編(「交読文」p.18)
旧約聖書  ミカ書3,5-12 (旧p.1452)
新約聖書  マルコによる福音書13,1-2 (新p.88)
祈    祷
説    教  「神殿の崩壊」
祈    祷
讃 美 歌  503「光にいます主」
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  25「父・子・聖霊に」
祝    祷
後    奏
			

 

  • 教会学校 9:00〜 「いっしょに生きる」(フィリピ2,4) 村上典子

 

本日礼拝後

  • 大掃除・防災訓練

 

今週の集会

  • 祈り会 10月2日(水)10:30−11:30会議室A。村上牧師の「箴言」講話(テープ)を聴いて共に祈ります。

 

次週(10月6日)予告

  • 教会学校 9:00〜 「み言葉を行う人」(ヤコブ1:22) 内山伸子
  • 定期役員会 礼拝後、会議室A

 

今後の礼拝・集会予定

  • 10月13日 陶山義雄牧師の説教
  • 10月27日 宗教改革記念日・音楽礼拝
  • 11月3日 陶山義雄牧師の説教
  • 11月10日 召天者記念礼拝

 

牧師室から

 「聞け、イスラエルよ。われらの神、主は唯一の主である」(申命記6,4)は、ユダヤ人が毎日朝夕に必ず唱える祈りで、冒頭の一語「聞け」にちなんで「シェマの祈り」と呼ばれる。

 スタディツアーで訪れた南インドの都市コーチンには古い会堂があり(建物は16世紀に、ユダヤ人共同体そのものは4世紀に遡る)、正面にこの祈りがヘブライ語で刻まれていた。

 さて、山我哲雄氏の最近著『一神教の起源(270頁以下)によると、この箇所はいろんな翻訳の可能性があるが、一番シンプルなのは「聞け、イスラエルよ。ヤハウェは我らの神、ヤハウェはひとり」とする読みだという。

 そして「ヤハウェはひとり」という発言の歴史的な背景として、ヨシヤ王の時代、各地の諸ヤハウェ聖所を廃してエルサレム神殿に祭儀を集中させたこと――〈あちこちのヤハウェでなく、エルサレムのヤハウェだけが我らの神〉、あるいは北王国イスラエルの滅亡後、北からの流入民を、南王国ユダが同じ宗教であることに基づいて大量に受け入れたこと――〈ヤハウェはイスラエル人とユダ人にとって、同じひとりの神〉、などが想定されるそうだ。

 興味深いのは、「神はひとり」というスローガンが、排他性(祭儀集中)と包括性(国民統合)のどちらにも用いうるものであった点だ。私たちの神信仰はどうか?(廣石望)