受難節第5主日礼拝
2009年3月29日
受難節第4主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 木下由美子 前 奏 招 詞 (ヨエル書2,12-13) 讃 美 歌 311 交 読 文 ヨハネ黙示録21章 (p.52) 旧約 聖書 申命記15,1-11 (p.304) 新約 聖書 マルコ福音書14,3-9 (p.90) 祈 祷 説 教 「できるかぎりのこと」 祈 祷 讃 美 歌 300 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 29 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「ピラトとヘロデ」(ルカ23,1-25) 内山伸子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。316番を木下由美子さんの指導で練習。
- 9条の会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。鈴木伶子さんの発題「いま何故ソマリヤへ自衛艦派遣か」と、話し合い。
今週の集会
- 祈り会 4月1日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編47編を学び、共に祈ります。
次週(4月5日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「十字架につけられる」(ルカ23,26-43) 竹内志摩子
- 受難節第6(棕櫚)主日礼拝 説教「主の名によって来る方」(ヨハネ12,12-19) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 4月定期役員会 定期教会総会(4/19)の準
備です。各部の責任者は、この日までに「総
会資料」に載せる報告をご提出下さい。
報告
- ガリラヤ会の新三役 去る3月15日の総会で、会長に玉嵜順子さん、書記に菅原蔦子さん、会計に佐古口道子さんが選ばれました。以下は省略。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 4月1日(水)午前〜2日(木)午後
- 4日(土)午後〜5日(日)午後
牧師室から
「神はわれらの避所(さけどころ)また力なり。なやめるときの最(いと)ちかき助なり。さればたとひ地はかはり山はうみの中央(もなか)にうつるともわれらはおそれじ」(詩編46編2-3節、文語訳)。
先週の「祈り会」では詩編46編を学び、その際、宗教改革者マルチン・ルターが上記の聖句に基づいて作った有名なコラール「神はわがやぐら」(377番)を皆で歌いました。あらためてこの詩の力強さに感じ入ったところです。
「95ヵ条の提題」の発表(1917年)以来、ルターは実に革新的な主張を次々に公にしていましたが、1521年、時の皇帝カール5世によってヴォルムスで開かれた国会に召喚され、自説を撤回するように強要されました。それに対する彼の答えは、「われ、ここに立つ。われ、かくあらざるを得ず。神よ、われを助け給え。アーメン」、というものでした。
正直なところ、彼は恐ろしかったらしい。事実、命の危険もあったのです。ところが、独り帰途を急ぐルターは、突然現れた覆面の騎馬武者に攫われて、行方不明になってしまった。「殺された」と思った人もいたようです。しかし、実はこの覆面の騎士はルターに好意を抱くザクセン選帝侯の家来で、こうしたスリリングな手段でルターを「ヴァルトブルク城」の奥深く、安全な場所にかくまったのでした。
私は若い頃、この城を見学に行ったことがあります。当時はまだ東西ドイツに分かれていて行くのも簡単ではありませんでしたが、頑丈な石造りの「櫓」に強い印象を受けたものです。ルターが、「神はわがやぐら」を作ったとき、この城をイメージしていたかどうか? それは分かりませんが、ありそうにも思えます(村上伸)。