顕現後第2主日礼拝
2009年1月18日
顕現後第2主日礼拝 10:30 司 会 廣石 望 説 教 松本敏之 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (詩編103,2-5) 讃 美 歌 289 交 読 文 詩編46編 (p.12) 旧約 聖書 イザヤ書53,4-5 (p.1149) 新約 聖書 マタイ福音書8,14-17(p.13) 祈 祷 説 教 「一人ずつ目を留め」 祈 祷 讃 美 歌 280 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 25 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「洗礼者ヨハネ」(ルカ3,1-20)和田 勝幸
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。木下由美子さんの指導で276番を練習。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00会議室A。廣石副牧師の中東旅行報告「二つの文化の間のパウロ」を聞いて懇談。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00会議室B。佐藤厚さんと松山正男さんの「南京旅行報告」を聞いて懇談。
今週の集会
- 祈り会 21日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編36編を学び、共に祈ります。
- 家庭集会 23日(金)19:00〜20:30 西田和子さん宅。隅谷三喜男『私のキリスト教』について村上牧師の発題(3回目)と懇談。
次週(1月25日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「イエスの洗礼」(ルカ3,21-23)村上雅子
- 顕現後第3主日礼拝 説教「イエスに従う」 (ルカ9,57-62) 廣石副牧師
- 『ルワンダの祈り』読書会 青年会主催。著者の後藤健二さんも出席される予定。「9条の会」も合流します。
報告
- 講壇交換 本日は、経堂緑岡教会の松本敏之牧師が説教されます。感謝。村上牧師は経堂緑岡教会で説教。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 21日(水)朝〜22日(木)午前
- 24日(土)午後〜25日(日)午後
牧師室から
詩編第35編は、無実の罪を着せられた詩人が「主よ、わたしと争う者と争い、わたしと戦う者と戦ってください」(1節)と訴えた切実な祈りで、自力ではどうしようもなくなった苦境の中から主の助けを叫び求めた言葉です。
彼にとって特に悩ましかったのは、相手がかつては親しい仲間だった、ということでした。自分は「彼らの友、彼らの兄弟」(14節)のつもりで生きてきた。彼らが病気になったときなどは、まるで自分の事のように胸を痛めて祈りもした(13節)。それなのに、「彼らはわたしの善意に悪意をもってこたえ」(12節)、「平和を語ること」(20節)を止めた、というのです。
この「平和を語る」というのは、「<シャローム>と挨拶する」という意味でしょう。ユダヤでは、人と出会ったときは「あなたに平和があるように」という気持ちをこめて「シャローム!」と挨拶する。この「平和」とは、単に「戦争がない状態」とか「心の平安」だけを意味する言葉ではありません。生きるために必要なパンや水、寒空にも耐えられるような衣服、安心して眠れる家、適正な仕事など、最低限、人間らしい生活を約束する条件が揃っていることを「シャローム」というのです。このことを、出会うすべての人々のために願う。これが、この挨拶の本来の意味なのです。
その挨拶を止める?! その最悪の具体例がイスラエル軍のガザ攻撃でしょう。イスラエルは、「平和(シャローム)を望まれる」(27節)主なる神に立ち帰らねばなりません(村上伸)。