クリスマス礼拝
2008年12月21日
クリスマス礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 鈴木伶子 クランツ点火 (讃美歌242番の4節) 前 奏 招 詞 (イザヤ書60,1-2) 讃 美 歌 243 交 読 文 詩編96編 (当教会交読文集 p.27) 旧約 聖書 創世記28,10-17 (p.46) 新約 聖書 ルカ福音書1,26-38(p.100) 祈 祷 説 教 「生まれる子」 祈 祷 讃 美 歌 255 洗 礼 式 (司式:村上牧師、介添:神尾昭二) 讃 美 歌 76 聖 餐 式 (配餐奉仕:玉嵜勝也、福田一郎) 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「イエスの誕生」(ルカ2,1-20)廣石 由加
本日礼拝後
- クリスマス祝会 12:30〜14:30 会堂で。転入会者・受洗者の歓迎、会食、音楽など。ご一緒に楽しい時を過ごしましょう。
- 教会学校クリスマス祝会15:00〜17:00 初めてのお子さんも歓迎します。
今週の集会
- 今週の「祈り会」は休み。
- 聖夜燭火礼拝 24日(水)19:00から。説教「羊飼いへの天使のメッセージ」(ルカ2,8-20) 村上牧師
- キャロリング 燭火礼拝後、街頭に出てクリスマスの讃美歌を歌います。
次週(12月28日)予告
- 教会学校 12/28の教会学校はお休みです。2009年は1/4から始まります。
- 降誕後第1主日礼拝 10:30 説教「幼子を腕に抱いて」 (ルカ2,22-35) 村上牧師
報告
- 受洗者 本日、TSさんとMMさんが受洗されます。おめでとう!
- 転入会者 TAさんが転入会されました。歓迎!
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 24日(水)午後〜25日(木)午前
- 27日(土)午後〜28日(日)午後
牧師室から
暗い夜、いろいろな不安に囲まれた「羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番を」(ルカ2章8節)していました。そこへ天使が近づいて来て、「恐れるな」と語りかけた。「今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」(同11節)というのです。
しかも、その「救い主」は、彼らに無縁な、どこか遠くの豪華な大邸宅に生まれたのではない。どこにでもあるような粗末な馬小屋の中に、つまり、貧しい羊飼いたちが暮らしている生活環境の只中に生まれた、というのです。「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう」(同12節)。
救い主は、すべての人の悩み・苦しみを共に担うために自ら貧しくなられた。「飼い葉桶」は、その「しるし」に他なりません。
17世紀のドイツの詩人パウル・ゲルハルトはこの驚くべき事実を「まぶねのかたえに われは立ちて」(『讃美歌21』、256番) という美しい詩に描き出しました。その4節に、
「きらめく明か星 うまやに照り
わびしき乾草 まぶねに散る。
こがねのゆりかご 錦のうぶぎぞ
きみにふさわしきを」
とあります。これこそ、「この世の栄えを望みまさず / われらに代わりて悩み給う」(同5節)主イエスの生涯を象徴するものです。
この「とうとき貧しさ」(同)を知った私たちは、これを自らの人生の価値基準として歩んで行きたいと切に願うものです(村上伸)。