三位一体後第6主日礼拝
2009年7月19日
三位一体後第6主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (エレミヤ書31,33) 讃 美 歌 13 交 読 文 詩編46編 (p.12) 旧約 聖書 エレミヤ書31,31-34 (p.1237) 新約 聖書 マタイ福音書28,16-20 (p.60) 祈 祷 説 教 「いつもあなたがたと共に」 祈 祷 讃 美 歌 401 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 25 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「突風を静める」(ルカ8,22-25) 村上 雅子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。425番。指導は黒髪紀子さん。
- 青年会 讃美歌練習後〜13:00 牧師館。絵本の点訳(チョンさんとお子さんのため)。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。シリーズ「私の歩み・私の信仰」の第1回目として、秋谷たつ子さんのお話「ロールシャッハ法と私――神に支えられて」。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00 会議室B。小川哲夫さんの発題「鶴見和子の仕事」を聞いて懇談。
今週の集会
- 祈り会 22日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編63編の学びと祈り。
次週(7月26日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「12人を派遣」(ルカ9,1-6) 竹内 志摩子
- 三位一体後第7主日礼拝 説教「詐欺師の報い」 (ルカ16,1-13) 廣石副牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 22日 (水)午前〜24日(金)午後
牧師室から
「わが心くづほるるとき地のはてより汝をよばん」(詩編61編2節、文語訳)。
若い頃、ある友人から一通の葉書が届きました。その中に彼が書いてくれたのが、この聖句です。そのとき、私は何か問題を抱えて悩んでいたのだと思います。それが実際にどういう事だったのか、もう覚えていないのですが、とにかく、「心が挫けた」(新共同訳)ような状態だったことは確かです。
そこへ、この言葉がスッと入ってきた。あれから半世紀以上も経って、他のことはすべて忘れてしまったのに、この聖句だけは心に深く刻まれています。鈴木正久牧師がよく用いられたたとえを借りるなら、それは「大黒柱に打ち込まれた五寸釘のように」私の心にガッシリ突き刺さって、もう離れることはありませんでした。
孤独感や挫折感に苛まれ、要するに自分が「地のはて」にいるように感じたとき、私はいつも自分の心に言い聞かせました。「わが心くづほるるとき地のはてより汝をよばん」。
この詩人は、神が「わが哭声(なくこえ)をきき…わが祈りにみこころをとめ」(1節)てくださると確信していました。「言葉にもならない呻きでしかない祈りでも、天に昇り、高らかに鳴り響き、神の耳に達する」(ルター)。
だからこそ、彼は神を呼ぶのです。そして、「呼ぶ」という行為自体、彼にとっては大きな慰めだったに違いありません(村上伸)。