三位一体後第10主日礼拝
2008年7月27日
三位一体後第10主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 玉嵜順子 前 奏 招 詞 (ヨハネ4,23) 讃 美 歌 16 交 読 文 詩98編 (p.30) 旧約 聖書 申命記7,6-8 (p.292) 新約 聖書 ローマの信徒への手紙9,1-5 (p.286) 祈 祷 説 教 「深い悲しみ」 祈 祷 讃 美 歌 479 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「エッファタ」(マルコ7:31-37)村上 雅子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。木下由美子さんの指導で200番を練習。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。主題は「竹島問題」(「牧師室から」参照)。
- 9条の会 13:00〜14:00、会議室A。小川哲夫さんが「東アジア150年の歴史と将来展望」というテーマで発題。
- 教会学校主催「流しそうめん会」 夕方5時から屋上のウッドデッキで。どなたも自由に参加できます。
今週の集会
- 祈り会 30日(水)10:30から、会議室A。詩編第17編の学びと祈り。夏休み前の最終回です。
次週(8月3日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「4000人に食事」(マルコ8:1-13)和田 勝幸
- 平和聖日礼拝 説教「まず自分の目から」 (マタイ7,1-6) 村上牧師
聖餐式を執行いたします。
- 8月(短縮)役員会
報告
- 8月の教会活動 例年通り8月は教会学校と主日礼拝以外はすべての教会活動を休みます。また、月の前半は廣石副牧師が、後半は村上牧師が休暇を取ります。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 30日(水)午前〜31日(木)午前
- 8月2日(土)午後〜3日(日)午後
牧師室から
現在日韓両国の間に緊張をもたらしている「竹島(韓国名・独島)」の問題について、日本キリスト改革派金沢伝道所牧師・漆崎英之さんが重要な発言をしています(「平和を実現するキリスト者ネット」ニュースレター86号参照)。
彼は、「国立公文書館」に保存されている関係文書を調べ、その中から二つの重要文書を見つけ出したのです。いずれも明治政府の最高決定機関であった「太政官」の布告です。
一つは1877(明治10)年3月29日付けで、いかめしい文語体ですが、分かり易く書けば、「竹島外一島の件については、わが国と関係がないと心得よ」(2A10公2032)というもの。
もう一つは恐らくその前年の布告で、これは「日本海内にある竹島外一島を版図外(領土外)と定める」(2A9太318)と明言しています。
漆崎牧師は、これらは「竹島の領有について確認した日本国の国家的意思の表明である」と確認した上で、政府がこの太政官布告に反して突如竹島を島根県に編入したのは(1905年)、明らかに1910年の「朝鮮併合」の前触れであったと述べています。説得力ある議論と言わねばなりません。
敗戦後、日本は朝鮮半島における36年間の植民地支配を反省、領土はすべて元通りになりました。この反省が心からのものであるなら、竹島の領有権は主張できない筈です。
政府は「双方とも冷静に」と言いますが、それよりも、過去の歴史と誠実に向き合うことのほうが先ではないでしょうか(村上伸)。