三位一体主日礼拝
2008年5月18日
三位一体主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 中村今日子 前 奏 招 詞 (ヨハネ16,13) 讃 美 歌 351 詩編 交読 詩145編 (p.158) 旧約 聖書 出エジプト記3,7-14 (p.97) 新約 聖書 2コリント13,11-13 (p.284) 祈 祷 説 教 「愛と平和の神」 祈 祷 讃 美 歌 342 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話「ゲラサの人をいやす」 (マルコ 5,1-20) 村上典子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。83番を黒髪紀子さんの指導で練習します。
- ガリラヤ会 礼拝後〜13:30 渡辺峯さん宅で。自己紹介、本年度の歩みについての希望・意見の交換など。昼食を共にします。
- 壮年会 礼拝後〜13:00 会議室B。自由な話し合いです。
今週の集会
- 祈り会 21日(水)10:30から、会議室A。『詩編』第7編を学び、共に祈ります。
次週(5月25日)予告
- 教会学校 お話「イエスの服に触れる」 (マルコ 5,25-34) 村上雅子
- 三位一体後第1主日礼拝 説教「ある金持ちがいた」 (ルカ16,19-31) 廣石副牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 21日(水)午前〜22日(木)午前
- 24日(土)午後〜25日(日)午後
牧師室から
「主よ、怒ってわたしを責めないでください、憤って懲らしめないでください。主よ、憐れんで下さい、わたしは嘆き悲しんでいます。主よ、癒してください、わたしの骨は恐れ、わたしの魂はおそれおののいています。主よ、いつまでなのでしょう」(詩編6,2-4)。
これは、重い病気か、あるいは敵対する者の迫害によって苦しむ人の詩だと考えられています。苦しみの中にいる人にとって、時間は無限に長く感じられるものですが、この詩人もその長さに耐えかねて、「この苦しみはいつまで続くのですか」と神に問うたのです。
私はかつて大きな外科手術を受けたことがあります。毎日、傷口のガーゼを交換するとき、余りの痛さに思わず呻き声を洩らしながら、あと何日これを我慢しなければならないのか、と思ったものです。
「主よ、いつまでなのですか?」という問いは、大災害の被災者たちにも共通のものでしょう。ミャンマーのサイクロンによる大災害。それに続いて、中国・四川省の未曾有の大地震。私は今、それらのニュースをテレビで見た後で、心を痛めながらこれを書いていますが、倒壊した学校の瓦礫の下に生き埋めになったわが子を案じて救援を待つ母親の写真などを見ると、その焦燥感が伝わってきます。ああ、神様、いつまで待たなければいけないのですか?
詩人は続けて、「わたしは嘆き疲れました。夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。苦悩にわたしの目は衰え…」(7-8節)と言いましたが、被災者たちも同じ気持ちでしょう。
私たちは何もできません。ただ、詩人が最後に、「主はわたしの嘆きを聞き…わたしの祈りを受け入れてくださる」(10節)と確信したことに目を留めて、全世界の善意の人々と共に、この人たちがこういう状況の中でもなお希望を失わないようにと祈るだけです(村上伸)。