三位一体後第1主日礼拝
2008年5月25日
三位一体後第1主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 廣石由加 前 奏 招 詞 (ハバクク書2,20) 讃 美 歌 63 (1〜5節) 詩編 交読 詩146編 (p.159) 旧約 聖書 詩編133編 (p.975) 新約 聖書 ルカ福音書16,19-31 (p.141) 祈 祷 説 教 「ある金持ちがいた」 祈 祷 讃 美 歌 340 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話「イエスの服に触れる」 (マルコ 5,25-34) 村上雅子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。木下由美子さんの指導で84番を練習します。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。特に決まったテーマはありません。常日頃思っていることを自由に話し合います。
- 9条の会 13:00〜14:00 礼拝堂。村上牧師の発題「キリスト教信仰と憲法」があり、その後質疑・懇談します。
今週の集会
- 東京教区総会 27日(火)10時~28日(水)正午、渋谷の東京山手教会で。玉嵜勝也さんと村上牧師が出席。
- 祈り会 28日(水)10:30から、会議室A。『詩編』第8編を学び、共に祈ります。
- 青年会 31日(土)正午頃から。堀江孝子さん宅に招かれています。お手作りの昼食を楽しみながらの交わりのひと時。
次週(6月1日)予告
- 教会学校 お話「ヤイロの娘」 (マルコ 5,21-43) 村上 進
- 三位一体後第2主日礼拝 説教「キリスト者の自由」 (コリント 一 9,19-23) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 6月定期役員会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 26日(月)午後〜29日(木)午前
- 31日(土)午後〜6月1日(日)夕方
牧師室から
説教テープを熱心に聴いて下さっているある方からお手紙を頂きました。このような形で反応があるのは、まことに嬉しいことです。
それによると、この方が住んでおられる町の「9条の会」で、「教育勅語がなくなった今、道徳的な規範となるべきものは何か」ということが話題になったらしい。「平和憲法だ」という声が上がり、それに対してこの方は「それは聖書だ」と主張したかったのですが、日本のキリスト教は僅か1%に過ぎないし、その中で聖書を持ち出しても「国民の総意は得られない」と思い直し、「次善のものとして今の憲法かな」と考えられたらしい。これに関する私の意見を、一つだけ、以下に書いておきましょう。
私は、「教育勅語がなくなったのは良いことだった」と心から思っています。「父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニ、夫婦相和シ、朋友相信ジ…」といった個々の徳目が悪いとは思いませんが、教育勅語の最大の問題は、天皇を絶対の原理として学校教育や国民道徳を隅々まで支配・統制したということです。そのために、一人一人の人格に本来そなわっている筈の尊厳・権利・自由が著しく損なわれました。このことを考えると、「教育勅語に代わるものを」といった発想には、なにか危険なものを感じるのです。
今の文教政策の底流には、「教育勅語に代わる新しい規範を再び統制的な原理として与えよう」という目論みが感じられる。それではせっかく過去の反省に基づいて獲得した主権在民・平和主義・基本的人権という憲法の理想が脅かされることになりかねません(村上伸)。