受難節前第2主日礼拝
2008年1月27日
受難節前第2主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 廣石由加 前 奏 招 詞 (イザヤ書57,15) 讃 美 歌 53 詩編 交読 詩128編 (p.144) 旧約 聖書 イザヤ書49,1-6 (p.1142) 新約 聖書 ヘブライ人への手紙4,12-13 (p.405) 祈 祷 説 教 「両刃の剣」 祈 祷 讃 美 歌 299 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。527番を黒髪紀子さんの指導で練習します。
- ビデオ上映 12:45〜13:45会議室A。「日本国憲法・誕生」をご覧になれます。
- 「9条の会」特別講演会 14:00〜16:00当教会礼拝堂。当教会「9条の会」と西南支区社会部の共催です。西片町教会「9条の会」も協力して下さいました。講師:立教大学・李鍾元(リー・ジョンウォン)教授。演題:「東アジアの平和と憲法九条」。先生は、示唆に富む発言で知られる気鋭の国際政治学者です。
今週の集会
- 祈り会 30日(水)10:30から。『箴言』24章を学び、共に祈ります。
次週(2月3日)予告
- 教会学校 9:00
- 受難前第2主日礼拝 10:30 説教「愛の賛歌」(コリント第一 13,1-13 ) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 拡大役員会 讃美歌練習後約30分。前役員と現役員はご出席下さい。議題は「後継牧師選定に関する件」です。
- 2月定期役員会 「拡大役員会」に引き続き、通常の議事について審議します。
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 30日(水)午前〜31日(木)午前
- 2月2日(土)午後〜3日(日)夕方
牧師室から
先日ある方から、「聖書の創造信仰と、進化論などの科学的知見との関係」について質問を受けました。重要なことですから、以下に私の考えの要点を記したいと思います。
ダーウィンの「進化論」は、完全に証明された「定説」というわけではありません。しかし、「生物の多様性」をただ驚嘆して眺めているだけではなく、「どのようにしてそうなったか」を科学的に解明しようとした尊敬すべき努力であることは確かです。
ところが米国のキリスト教原理主義者たちは、数年前、「進化論は天地創造に関する聖書の教説への冒涜である」という立場から、公立学校で進化論を教えることを禁じるべきだと主張して訴訟を起こし、実際、いくつかの州ではその通りになりました。しかし、「創造論か進化論か」という二項対立は、結局、不毛です。
聖書の創造信仰は、世界の成り立ちや生物の多様性についての「科学的な」説明ではない。むしろ、生きることに果たして「意味」があるのかという人類の「深い問い」に対して、上から示された知恵なのです。すべての存在は無意味に、あるいは偶然にそこにあるのではなく、大いなる神が望まれたから存在するのだ、と古代イスラエル人は信じました。「神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった」(創世記1,3)。
科学は、生命進化の過程が46億年前に始まったと説明しますが、それに深い「意味」があると認めて活かすのは、信仰なのです (村上伸)。