レビ記一覧

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「共に喜び、共に泣く教会」ローマ12:9-18 中村吉基

2025年度の代々木上原教会の総会を経て、年間聖句としてローマ12章15節「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」が掲げられた。ローマの信徒への手紙はパウロが「福音とは何か」、またそこから「福音にふさわしいキリスト者の生き方とは何か」を述べている。9-13節では教会内の「仲間」同士の愛、10-13節は「愛の十戒」と呼ばれ様々な愛の実践が記されている。これらを通して「イエス・キリストの福音に生かされた私たちが、このような偽りのない愛の姿に生きよう」と言ってるのである。簡単なことではない。ねたんだり、社会的な属性で判断してしまうが、キリストにあった仲間となった者として、聖霊の助けを求め「たゆまず祈らなくて」ならない。 今日は特に「自分のものとして」という言葉に注目したい。今日の聖句を私たちが行う者となるためには「他者の貧しさ、困難を自分のものとして受け容れる」教会である必要がある。もし主イエスがここに居られたならどうされるを考え、従うものになっていきたい。

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「あなたがたは神の家族です」エフェソ2:14-22 宮島牧人(原町田教会)

牛久に赴任になったのを機に通い始めた入管収容所。そこに収容されている人は、命の危険があるため国に帰ることもできず、難民申請をしているが認められず不法滞在者として収容される。しかも近年ますます厳しくなってきている。彼らを入管職員を犯罪者のように扱うが彼らは書類不備なだけで犯罪者ではない。しかも収容期間に終わりはない。そんな生活の中で収容者の絶望は深い。また通っていても無力さを感じずにはおれない。悪い結果が待っていても、仲間やみ言葉に励まされて、こんなに小さなわたしであっても神はまだ用いてくださると思うことができる。19節「従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり」。すべての教会は自分の国に来ている外国人に向かってこの19節を福音として伝える。「教会にどうぞ来てくださいあなたたちも神から生まれた神の子ども、神の家族だからです。」

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聖霊降臨節第8主日礼拝 2022/7/24

インターナショナルサンデー―—外国人の人権のために祈り、民族主義と平和を考える 本日の礼拝 旧約聖書:レビ記19:34新約聖書:エフェソの信徒への手紙2:14-22説 教:「あなたがたは神の家族です」宮島牧人(日本キリスト...