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「宗教改革とエキュメニズム」ガラテヤ3:26-28 藤原佐和子

エキュニズムは「教会の一致」を目指す運動と言われるが、イエスの祈りに共鳴する信仰運動であり分断に取り組むことが特徴である。宗教改革も分断であるが、宗教改革運動のモットーは「教会は絶えず改革し続ける」というものであった。16世紀に福音の理解をめぐって分裂したカトリックとルターはその後20世紀まで互いに無関心であった。1960年代から対話が始まり1987年に新共同訳聖書として実り、1999年「義認の教理に関する共同宣言」としてもはやお互いを断罪しないと宣言する。宗教記念改革日は16世紀の分断からその後の一致、これからの改革を思い描く日、イエスの語る「神の国」のヴィジョンを、少しづつ私たちが働きを担い、神を信頼することがたえざる改革のカギとなる。