イザヤ一覧

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「先が見えないような時にも」イザヤ2:1-5 中村吉基

世界が終わる日、だれもがエルサレムに行って神の神殿で礼拝したくなるとイザヤは言う。天と地を結ぶ場所のエルサレムで神さまが私たちに備えられる「道」を授かり「剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする」、つまり戦争はなくなる。これが神の支配する世界である。これが信じられるだろうか?神さまは私たちの後ろ盾・導き手として道を示してくださる。何も恐れることなく与えられた道で神さまに従っていけばいい。待降節第一主日は希望の日曜日とよばれる。暗い絶望の中にあっても闇の中に輝く神さまの愛の光には「確かさ」がある。私たちがすべきことは、苦難の中にあっても心を高く上げて、まなざしを天に向けて、神さまを仰ぐことである。

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「子どもをしゅくふくするイエスさま」イザヤ11:6-8 マルコ10:13-16 中村吉基

(子ども祝福礼拝で教会学校と合同礼拝)預言者イザヤは今日の箇所で驚くべきことを言っている。こんな光景を私たちは知らない。私たちのまわりには「強い人」と「弱い人」がいる。豊かさ、健康、才能…その時の状況とあわせて立場は変わる。弱い人は苦しく、強い人にあわせて生きていくのはつらいことだ。しかしイザヤはそのように安心して毎日を過ごせる平和な日々が来るだろうと、そこに神さまの栄光が輝くという日が来ると伝えた。さて今日の新約の箇所はイエスのまわりにたくさんの人が集まっていた。中には子供の病を治したい親もたくさん集まっていた。弟子たちは叱ったが、イエスは優しく子ども達を招いた。もうすぐクリスマス。神のひとり子イエスさまは私たちの世界に来てくださった。神さまが私たち人間という弱い者に合わせてくださったということだ。私たちもそれを知り、他の誰かのペースに合わせてともに生きることができれば幸いである。