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三位一体後第15主日

三位一体後第15主日

三位一体後第15主日礼拝   午前10:30
    司会・説教:廣石望
    奏楽:原田由加

前    奏  (黙祷)
招    詞  詩編29,2
讃 美 歌  6(つくりぬしを賛美します)
交    読  詩編43編(讃美歌21巻末「交読詩編」p.47)
聖書朗読  レビ記7,19-27 (旧p.171)
          使徒言行録10,1-16 (新p.232)
祈    祷
説    教  「神が清めたもの」 廣石望
祈    祷
讃 美 歌  475(あめなるよろこび)
献    金  感謝祈祷:礼拝当番
主の祈り  93-5A
頌    栄  27(父・子・聖霊の)
祝    祷  
後    奏  
			

  • 教会学校 9:00「主の祈り(4)」(マタイ6,12) 土田潤子
  • CSのオリーブ会 CS分級時、牧師館。担当:土田潤子

 

本日の集会

 

今週の集会

  • 祈り会 10月2日(水) 10:30-11:30 A会議室。担当: 渡辺紀子

 

次週礼拝等(2018年10月6日)予告

  • 三位一体後第16主日
    聖書:ルカ11,29-32
    説教:「ソロモンより大いなること」廣石望
    奏楽:槙和彦 讃美歌: 51, 498, 28
  • 定例役員会 礼拝後〜15時 A会議室

 

牧師室から

 1990年2月、「動くゲイとレズビアンの会」(通称「アカー」)が都の宿泊施設「府中青年の家」を利用したさい、他団体から「ホモ」「オカマ」と蔑称され、風呂場を覗かれるなどの嫌がらせを受けた。抗議を受けた施設側は「他の青少年の健全育成」に悪影響を与えかねないとの理由から、アカーに対して次回以降の利用を認めない旨の回答を出した。請願を受けた都教育委員会も、男女別室ルールを同性愛者に適用して、青年の家による決定を追認した。

 1991年、アカーは地裁に東京都を提訴し、「男女別室ルール」をもたない公共施設が全国に多数あること、サンフランシスコ市の教育委員長が同性愛者の公共施設利用について証言するなどし、1994年3月にアカー側が勝訴した。

 しかし東京都は高裁に控訴し、「同性愛という性的指向を、性的自己決定能力を十分にもたない小学生や青少年に知らせ混乱をもたらすこと自体が問題である」と訴えた。アカー側は、例えば親の性的指向が、子どもの知的発達や性的指向の形成その他に影響を与えることはないという実証研究その他に基づいて反論し、1997年9月に勝訴した。判決には、行政当局には「同性愛者の権利、利益を十分に擁護することが要請されて」おり、「無関心であったり知識がないということは公権力の行使に当たる者として許されない」とある。

 じつは府中青年の家で、アカーの人々を誹謗した他団体にキリスト教会の団体があり、そのリーダーは後日の話し合いで、「女と寝るように男と寝る者は、両者共にいとうべきことをしたのであり、必ず死刑に処せられる」(レビ記20,13)を読み上げ、「同性愛者は誤った道を歩んでいる人々です」と発言したそうだ。――この極めて攻撃的な発言は、聖書についても、同性愛についても、じつはたいへん無知である。 (廣石望)