三位一体後第18主日
三位一体後第18主日 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏 楽:鈴木伶子 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヨハネ一 4,21 讃 美 歌 481(救いの主イェスの) 交 読 詩編142 (讃,巻末p.155) 旧約聖書 申命記6,4-5 (旧p.291) 新約聖書 マルコによる福音書12,28-34 (新p.87) 祈 祷 説 教 「神の国から遠くない」 祈 祷 讃 美 歌 343(聖霊よ、降りて) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 28(み栄えあれや) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「落穂拾い」(ルツ2,17) 鈴木伶子
- オリーブ会 (CS分級時)聖歌隊練習のためお休み
本日の集会
- 聖歌隊練習 9:45-10:15 会堂
- 9条の会 〈安保法制成立1年−自衛隊駆けつけ警護など〉発題:鈴木伶子 A会議室
今週の集会
- 祈り会 9月28日(水) 10:30-11:30 A会議室
次週礼拝等(2016年10月2日)予告
- 三位一体後第19主日礼拝−聖餐式− (世界聖餐日・世界宣教の日) 10:30
聖書:出エジプト15,22-27; マタイによる福音書5,17-20
説教:「苦い水と甘い水」
司会・説教:秋葉正二 牧師
奏楽:森 友紀
讃美歌:459, 503, 77, 29
- 教会学校 9:00「迷子の羊」(詩編23,1) 内山伸子
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 定期役員会 10月2日(日) 12:00-14:00、A会議室
- 特別伝道集会〈創作落語で味わう聖書の物語〉
10月9日(日) 13時-15時 会堂
(教会外)
- 日韓〈合意〉では解決しない「慰安婦」問題 発題:池田恵理子さん(wam館長)。 9月29日(木) 17:00-19:00、早稲田教会ロビー。
- 難キ連チャリティーコンサート 「マリー・カンタグリル ヴァイオリンコンサート」 幼きイエス会ニコラバレ9F(四谷駅麹町口徒歩1分) 9月25日(日)16:30開演、入場無料。
後援:カトリック中央協議会移住労働者委員会、在外フランス人連合会
※集会に先立ち16:00から女たちの戦争と平和資料館(wam)に集合・見学。(入場料¥500)
- JOCS「仙台市・名取市を訪ねる絆をつなぐ旅」 10月15-16日(土-日) (10/5締切)
牧師室から
日本弁護士連合会(日弁連)は10/7に開催される人権擁護大会に、〈死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言〉を提案する。2020年に「国連犯罪防止刑事司法会議」が日本で開かれるまでに、死刑制度の廃止を目指すという。先進国が死刑廃止の流れにあるので、ホスト国として死刑存知のままでよいのかという議論を踏まえた結果でもあるそうだ。もちろん被害者遺族が厳罰を望むのは当然とし、代替案として終身刑などの導入も検討される。
私は大牟田で再審開始決定で釈放された袴田さんの話を伺ったことがある。罪を犯していない自分が死刑囚として獄につながれ、日々死刑執行の恐怖にさらされた体験を語ってくださった。冤罪で死刑が執行された責任は誰がとるのだろうか。国という名が出されれば、誰も個人的には責任が問われないままなのか。聖書から人権を考えようとする私は、死刑制度は廃止されるべきだと思っているが、内閣府の世論調査によれば、日本では賛成とまでは言わないとしても、死刑について「やむを得ない」と答える人は8割だそうである。背景には、犯罪被害者遺族のことがこれまであまりにも等閑にされてきたことがあるだろう。実際、犯人に死刑を望む被害者・遺族は多いと思う。自分がもし被害者遺族の立場であったら、加害者の人権を冷静に、また理論的に考えるのは難しいとも思う。それでも私は自分の思想信条として、「死刑廃止」を訴えたいと思っている。どこからかイエスさまの「七の七十倍までも赦しなさい」という声が聞こえる気がするのである。 秋葉正二