三位一体後第13主日礼拝
2007年9月2日
三位一体後第13主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 堀江孝子 前 奏 招 詞 (詩編34,14-15) 讃 美 歌 17 詩編 交読 詩71編1-8節 (p.76) 旧約 聖書 エレミヤ書31,1-6 (p.1234) 新約 聖書 ヨハネの手紙一4,7-12 (p.445) 祈 祷 説 教 「神は愛である」 祈 祷 讃 美 歌 440 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 25 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
本日礼拝後
- 教会活動再開 本日からすべての教会活動を再開します。
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。黒髪紀子さんの指導で486番を練習します。
- 9月定期役員会 讃美歌練習後〜15:00 会議室A。「教会カンファレンス」の最終チェック、音楽礼拝 (10/28)に関する相談ほか。
今週の集会
- 祈り会 5日(水)10:30〜11:30 『箴言』5章を学び、共に祈ります。
次週(9月9日)予告
- 教会学校 9:00
- オリーブ会 9:30
- 三位一体後第14主日礼拝 10:30 説教「神の相続人」(ローマ8,12-17) 村上牧師
- 現代聖書研究会
- 教会学校教師会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 5日(水)午前〜6日(木)午後
- 8日(土)午後〜9日(日)午後
8月の集会出席者数
8月の集会出席者数 主日礼拝 男 女 計 CS(男) 5日 26 37 63 6(4) 12日 17 42 59 19日 20 36 56 6(3) 26日 18 32 50 6(3)
牧師室から
8月後半、私は教会から頂いた2週間の休みをドイツで過ごしました。ボンヘッファーの『倫理』に関する仕事を進めるためです。読書や執筆に疲れると外に出て25℃位の爽やかな夏を楽しみ、美術館を巡ったりして大いにリフレッシュされたことを喜んでいます。
ベルリンでは、彼が按手礼を受けたマタイ教会で、特別企画の「ボンヘッファー展」を見る機会に恵まれました。手書きの草稿など貴重な一次資料が展示されていて、その中に彼が15歳でギムナジウム(高校)の生徒だった頃の成績表があり、とても興味を惹かれました。
各科目について見ると、[宗教]と [体操]が秀、[ドイツ語]・[ヘブライ語]・[ラテン語]・[美術史]・[唱歌]が優ですが、 [歴史]と[数学]が良というのはやや意外でした。
一番上に総評の欄があり、[素行]と[注意力]は優ですが、[秩序]のところには不十分(マンゲルハフト)とある。「不十分」というのは「可」と「不可」の間で、下から二番目に悪い評価なのです。私は思わず笑ってしまった。
この評価の基準が何かは分かりませんが、多分、彼は「大人しく先生の言うことをきく」子どもではなかったのではないか。後年、反ヒトラー抵抗運動に関わったことから見ても、この推測は満更間違いではないでしょう。
しかも授業を休んだことが214時間(!)、遅刻が1回。どう見ても、彼は型通りの優等生ではなかったと思われます。その彼が、素晴らしい遺産を後世に遺したのです! 人間というものの不思議さ・面白さに打たれます(村上伸)。