昇天後主日礼拝
2009年5月24日
昇天後主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 木下由美子 前 奏 招 詞 (エゼキエル書36,26) 讃 美 歌 1 交 読 文 詩84編 (p.25) 旧約 聖書 列王記上19,1-18 (p.565) 新約 聖書 ヨハネ福音書15,25-16,4 (p.199) 祈 祷 説 教 「弁護者が遣わされる」 祈 祷 讃 美 歌 155 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 24 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「幸いと不幸」(ルカ6,20-26) 斉藤和夫
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。6月14日の家族礼拝で歌う歌「世界に愛がやってくる」を黒髪紀子さんの指導で練習。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。特にテーマは定めず、自由な話し合い。
今週の集会
- 祈り会 27日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編55編を学び、共に祈ります。
次週(5月31日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「ペンテコステ」(使途言行録2:1-13) 土田潤子
- 聖霊降臨主日礼拝 10:30 「キリストの平和」(ヨハネ14,23-27) 村上牧師
聖餐式を執行します。
- 讃美歌練習
- 9条の会 「戦争責任告白(1967年)について」。発題は村上牧師。
報告
- 東京教区総会 26日(火)10:00〜21:00富士見町教会で。村上牧師が出席。
- ボンヘッファー研究会 28日(木)18:30から信濃町教会で。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 28日(木)午後〜29日(金)午後 ※今週は変則的です。
- 30日(土)午後〜31日(日)午後
牧師室から
5月9日付の『キリスト新聞』紙上に懐かしい名前を見つけました。全独プロテスタント教会の統合組織「ドイツ福音主義教会」(EKD)の議長ヴォルフガンク・フーバー監督です。もっとも、記者が間違えて何度も「ユベール監督」と表記していたために、私は最初、それが彼のことだとは気がつきませんでした。
EKDというのは、ドイツのすべての州教会を網羅し、ほとんど国に匹敵する位の大きな組織です。そのトップともなれば、事あるごとにメディアからも発言を求められ、国民の倫理的判断にも影響を与える精神的指導者です。
そのフーバー監督が、去る4月10日、「受苦日」の説教の中で、ドイツが今やヨーロッパ最大の武器輸出国になったという事実を指摘して警告を発した、というのです。
新聞によると、武器の輸出先は126カ国に上り、2007年の統計では総額87億ユーロ(1兆1200億円)に達した。ドイツ製の武器を使って戦闘が行われている所にドイツの若者が派遣されるという危険がある。それ以上に、武器による暴力を阻止することはドイツのキリスト教徒の義務である、と彼は言います。預言者的発言と言わなければなりません。
フーバーさんは、監督に選ばれる前は、ハイデルベルク大学で「キリスト教社会倫理」を担当する教授でした。優れたボンヘッファー研究者としても知られています。こういう人物がドイツのプロテスタント教会を代表する地位にあって、折々に重要な発言をする。いささか羨望を禁じ得ません(村上伸)。