受難節前第1主日礼拝
2009年2月22日
受難節前第1主日礼拝 10:30 司会説教 村上 伸 奏 楽 玉嵜順子 前 奏 招 詞 (詩編100,1) 讃 美 歌 8 交 読 文 詩編42編 (p.9) 旧約 聖書 イザヤ書43,16-20 (p.1131) 新約 聖書 マルコ福音書8,31-38(p.77) 祈 祷 説 教 「たとえ全世界を手に入れても」 祈 祷 讃 美 歌 411 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 28 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「汚れた霊につかれた男」(ルカ4,31-37)田中綾乃
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。301番を練習します。指導は木下由美子さん。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。主題は特に定めず、村上牧師を囲んで自由に話し合いましょう。
- 9条の会 懇談会後〜14:00 会堂。「南京大虐殺」の問題をめぐって佐藤厚さんの発題があり、その後、懇談します。
今週の集会
- 祈り会 25日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編41編を学び、共に祈ります。
次週(3月1日)予告
- 教会学校 9:00 お話 山田スエ
- 受難節第1主日礼拝 説教「悪魔の誘惑」(マタイ4,1-11) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 3月定期役員会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 25日(水)朝〜26日(木)午後
- 28日(土)午後〜3月1日(日)夕方
牧師室から
教会暦によれば今週の水曜日(25日)が「灰の水曜日」で、その日から「受難節」、つまり主イエスの受難を記念する40日間に入ります。今年の復活祭は4月12日ですから、そこから逆算してこういう日取りになるわけです。
中世の教会は、この期間中の各日曜日にラテン語で美しい名前をつけました。その日の礼拝に読まれた聖句に因んだ名前です。
3月1日は「インヴォカヴィット:彼が呼ぶ」(詩編91,15)、8日は「レミニスケーレ:思い起こして下さい」(詩編25,6)です。以下、15日は「オークリ:目」(詩編25,15)、22日は「レーターレ:喜べ」(イザヤ書66,10)、29日は「ユーディカ:裁き給え」(詩編43,1)と続きます。
4月5日が「パルマールム:棕櫚主日」。イエスがエルサレムに入られたとき、群衆が「なつめやしの枝を持って迎えた」という故事(ヨハネ12,13)に因んでいます。この日から「受難週」(又は聖週間)に入り、10日(金)は主イエスの十字架上の苦しみを記念する「受苦日」です。そして、一日置いて、「復活主日」(イースター)の朝が来ます。
その後も、美しい名前は続きます。19日は「クアシモドゲニティ:生まれたばかりのように」(第一ペトロ2,2)、26日は「ミセリコルディアス・ドミニ:主の慈しみ」(詩編33,5)、5月3日が「ユビラーテ:喜びの叫びをあげよ」(詩編66,1)、10日が「カンターテ:歌え」(詩編98,1)、17日は出典が明らかではありませんが「ロガーテ:祈れ」です。24日は「エクスアウディ:聞き給え」(詩編27,7)で、その次の31日が「ペンテコステ:聖霊降臨祭」になります。
教会にとって最も大切なこの期間の、すべての日曜日にこのような名前をつけたということ。これは昔の教会の心の在り処を示すものです。胸を打たれます。私たちもこの間、心して日々を過ごしたいと思います(村上伸)。