受難節第5主日
(地球環境の問題を祈り考える礼拝)
受難節第5主日礼拝 午前10:30 (地球環境の問題を祈り考える礼拝) 司会・説教:秋葉正二 奏楽:中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 マタイ20,28 讃 美 歌 300(十字架のもとに) 交 読 詩編43 (讃美歌21巻末「交読詩編」p.47) 旧約聖書 創世記6,5-7 (旧p.8) 新約聖書 ローマ8,18-25 (新p.32) 祈 祷 説 教 「人間と自然とが共に苦しむ」 祈 祷 讃 美 歌 426(私たちを生かす) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 25(父・子・聖霊に) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「神様の力」(コリント一 3,6) 南山宏之
- オリーブ会 (CS分級時)牧師室
本日礼拝後
- 「ガリラヤ会(総会)」 礼拝後 A会議室
今週の集会
- 祈り会は休会 3月21日(水・祝)祭日、関連集会のため
次週礼拝等(2018年3月25日)予告
- 受難節第6主日(棕櫚主日)
聖書:イザヤ50,4-9;コリント二 11,17-27
説教:「主の僕の忍耐」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:小野千恵子
讃美歌:304, 312, 27
- 教会学校 9:00「キリストの十字架と復活」(コリント一 15,3-5) 松原新吾
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「教会サロン〜ちょっといい話」 3月29日(木)…日程・内容が変更になりました。
- 「イースター礼拝」-聖餐式- 4月1日(日)(礼拝後、イースターフェスタを行います。軽食の用意があります)
- 「定期役員会」 4月8日(日)
(教会外)
- 「外キ協院内集会」(衆参両院へ署名提出) 3月20日(火) 12:00より 参議院議員会館
- 「国際人種差別撤廃デー集会」 3月21日(水) 14:00-17:00 韓国YMCA 主催:マイノリティー宣教センター(日本基督教団も構成団体)
お知らせ
- 牧師面会日 火曜=(外キ協院内集会のため不在)、水曜=(マイノリティー協議会出席のため不在)、土曜 13:00-16:00
- 故村上伸師納骨式 来たる4/9(月)10時半より教会墓地において、故村上伸先生の納骨式を行います。詳細を掲示版でお確かめください。
牧師室から
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(ノーベル平和賞受賞者)が82歳になったという。後継者問題をめぐり中国政府とチベット族の間にはダライ・ラマの亡命以来、ずっと火種がくすぶっている。今も中国のチベット族の間には弾圧に抗議する焼身自殺が後を絶たないが、この抗議運動が信仰心に由来するので、事は簡単ではない。チベット仏教では輪廻転生の思想に基づき、ダライ・ラマは死去後に生まれ変わりの少年を探して後継者にする伝統があるそうである。ところが中国が後継の認定権は自分たちにあると主張しているので、亡命政府は中国政府が後継を選ぶ前に、後継選びを自分たちで行う準備を始めた。おそらく中国はインドやネパールと国境を接するチベット自治区を、国家の安全を守る重要な砦として位置付けているのだろう。亡命政府はインドのダラム・サラにあるが、最近は国境管理も厳しく中国からインドへの亡命は両国の軍による厳しい監視で越境は困難だそうだ。
宗教弾圧と言えばキリスト教も1世紀から4世紀初頭の「ミラノの勅令」までローマ帝国の迫害に晒されたわけだから、他人事では済まされない気がする。中国が強大な国家になりつつある今、中国政府は今後も軍事力を背景に弾圧を継続していくのであろうか。1958年の「チベット騒乱」後、ダライ・ラマが亡命し、中国にチベット自治区が成立してから独立を要求するデモが途切れることはなかった。だが10年ほど前から僧侶だけでなく、一般市民にも抗議行動は広がり、中国政府は取り締まりを一層強化した。現在はあちこちに監視カメラが取り付けられ、デモもできないそうである。抗議の意思を示す投身自殺者数は150人を超えている。宗教弾圧をやめさせるよい知恵はないだろうか。今後、習近平国家主席が、対話を通してチベット問題解決の糸口を見出すように、祈り願いつつ、チベット情勢に注意を払っていきたい。 秋葉正二