受難節第1主日礼拝
受難節第1主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏 楽:中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヨハネ一 3,8b 讃 美 歌 306(あなたもそこにいたのか) 交 読 詩編91(讃美歌21 巻末「交読詩編」p.101) 旧約聖書 イザヤ53,9-11(旧p.1150) 新約聖書 ヘブライ4,14-16(新p.405) 祈 祷 説 教 「大胆に恵みの座に近づこう」 祈 祷 讃 美 歌 495(しずけき祈りの) 献 金 主の祈り 讃93-5A 頌 栄 27(父・子・聖霊の) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 「見失った羊のたとえ」(ルカ15,6) 中村今日子
- オリーブ会 教会学校分級時、会議室A
本日礼拝後
- 聖歌隊練習 礼拝後
今週の集会
- 祈り会 2月17日(水)10:30-11:30 A会議室
次週礼拝等(2016年2月21日)予告
- 教会学校 「許しなさい」(ルカ17,3) 齊藤 和夫
- 上映会「過去の悲劇を繰り返さないために−ボンヘッファーの源泉を遡る」 企画制作 藤井 貢
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 教会学校みかん狩り 2月21日(日)
(教会外)
- 「戒規か対話か・聖餐をめぐる日本基督教団への問いかけ」 2月20日(土) 13:30-16:00 早稲田奉仕園リバティーホール
- 「止めよう!辺野古埋立て 国会大包囲」 2月21日(日) 14:00-15:30 国会周辺
- 「人種差別撤廃基本法を求める院内集会」 2月25日(木) 17:00-18:30 参議院議員会館講堂。16:40より1階ロビーで入館証配布
- 「マイノリティーの声に耳を傾けて共生社会を作ろう」 2月26日(金) 18:30-21:00 富士見町教会。講演:田中宏(一橋大名誉教授)。無料
牧師室から
受難節(四旬節,レント)に入っています。40日はイエスさまが荒野で断食した期間です。この時期の断食の慣習は古く、初代教会では洗礼志願者がイースターの受洗前に断食をしました。7世紀に日数が定まって以来、イエスさまの苦難を思慮して、キリスト者は肉や酒を断ち、祝い事も避けて過ごしたそうです。古いしきたりだと片付けてしまわず、私たちにも参考になることが多くあるように思います。先日カトリック東京大司教区が断食と節制についてコメントを出しました。それによると、カトリック信者は金曜日に「小斎」を守る務めがあり、受難週の聖金曜日には「大斎」をも守ることになっているそうです。「小斎」とは「節制」を意味し、14歳以上の信徒は各自の判断で断食をはじめ、回心の形(愛の行い、祈り、種々の節制)を表します。「大斎」は文字通りの「断食」を意味し、現行規定では18-59歳の信徒が1日のうち十分な食事は一回とし、他にもう一回少しの食事を摂ります。もちろん病気などの理由があれば守る必要はありません。 日本語の「斎」には本来「物忌み」の意味があり、神事を前に酒や食事などの欲を絶ち、身を清める際に使われた言葉です。現代の私たちにとって大切なことは、断食や節制だけでなく、イエスさまの受難に思いを馳せ、神さまへの信頼と他者への愛を深めるように努めることでしょう。ともあれ、意識的に受難節を過ごして参りましょう。 秋葉正二