組絵「天地創造」

地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。 神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」 「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。」神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。 神は言われた。「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。 神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」